見出し画像

ヤッチャの学校 10日目


こんにちは!ピーマン農家4日目!


昨日の記事に書いたピカンテ日記始まります!
https://note.com/clean_plover230/n/n53a4f9fbe6a2




そして、今日も朝からピーマンを収穫!
でも、いつものような収穫ではなく、この収穫している時間を有効活用しようと、ピカンテの販売方法やターゲット、金額や数量、販売までの日程を色々と話し合いながら収穫しました。

販売方法として、日南にある直売所、ECサイト、Goodtimeさんとのコラボ出店の3つです。順番にというより、同時並行で進めています。


それぞれターゲットやコンセプトを決めている途中ですが、今のところは、まだ認知度が低いピカンテをまずは日南の人に知ってもらい、どのような料理に使えるのかなどの案出しからしたいと考え、

一昨日から、ピカンテ料理を一週間やってみる、ピカンテ日記というものを始めました。この日記はnoteにまとめているので、後からリンクを貼ります。

そして、Instagramを開設し、投稿するときにハッシュタグをつけ、それに引っかかるように仕掛け、まず投稿を見てもらってから、noteやECサイトの方へ飛べるように考えています。

直売所では、ピカンテ日記のnoteを見てもらえるようにQRコードを貼ろうとか、ピカンテ日記の物理的な本を作成し直売所に置くことでスマホを使わない高齢者でも同じ情報が見れるようにしようと考えています。

ECサイトでは、田村農園の方が9割作ってくださっているので、あとは自分たちでピカンテの写真を撮り、ECサイトに組み込むだけになっています。

コラボ出店は、ピカンテ日記から出店時に出せそうな商品を出すのか、直売所と同じような形で出すのかまでは今後決めていく予定です。


いずれにせよ、大学のゼミで学ぶ、”創業体験プログラム”がとても役に立っていて、予定を組んだり、意思決定をしていく上で、先が見えやすいです。





お昼からは、日南で活躍してらっしゃる農家さんや鉄鋼所で働いている方にお話を聞きにいきました。


まず、いちごの観光農家と、ズッキーニ、これからブドウも育てていくという
田村農園さんの友人に会いにいきました。

画像1

東京都出身で、始めは農業に興味を持っていなかったけど、大学在学中に鳥取の大学に友達がいてその繋がりから農業に関する学生団体に入ったことをきっかけに、農業にはまったそう。

そこから、農業を自分でやりたいと全国を飛び回り、今の宮崎県日南市を選んできたそうです。

なぜ日南市ですか?と聞くと、
人で来た。自分に農業を教えてくれる師匠と出会えたから。
とおっしゃっていました。

今日訪れた場所は、標高が高い山の上。たどり着くまでとても険しい道のりと、前から車が来たら絶対すれ違えない道でした。

元々は街の方の畑でやっていたそうですが、なぜたどり着くまで大変な場所を選んだのですか?と聞くと、
元々はお茶を育てていたおじいさんが、辞めると聞いたから買い取り、標高が高いから果樹園向きだと判断したと話していました。

今は観光ではいちごだけをやっています。
ですが、年間で見るといちごの稼働率は半年もありません。その場合、稼働していないときには駐車場にしている土地がただの空き地になり、コストになってしまいます。そこで、いちごをやっていない時期にはぶどうをはじめ、少しでも稼働率を上げていきたいと話していました。

画像4

経営戦略も大変考え抜かれており、
顧客満足を第一に考え、本当に届いて欲しい客層をターゲットで勝負していることがとても刺激的でした。



そして、そこから二件目の南いちご観光農園へ。


そこでは、スムージーをいただき、色々と田村農園の方とメンバーとMTG。

画像2

画像3

とても濃厚で美味しかったです。

観光農園以外にも、こうしたスムージーの販売や冷凍いちごを削ったかき氷のようなものを販売していたりと、カフェの事業も展開していました。




3件目は、佐藤鋼材店へ。

画像5

今日お話しした方は、田村農園の方の同級生で、サッカーがめちゃくちゃうまいらしいです。(一緒にしてみたい)

とても温厚でイケメンな方でした。30歳になった今モテ始めているとか、、、

大学は関東の方で、鉄鋼とは全く違う勉強をし、大学院でも全く関係のない研究をおこなっていたそうです。

新卒でリサイクル事業の方へ就職したけど、家業の鉄鋼所を継ぐため日南に帰ってきたどうです。

佐藤鋼材店は、卸売業が主な仕事でしたが、後継者不足の問題もあり、自分の店だけでなく、親元の企業や卸先がどんどん減ってきているそうです。

そこで、同級生で日南で現在Goodtimeというバーをやっているタカさんから、キッチンカーを作って欲しいと依頼がありました。
それで、佐藤さんがキッチンカーを作り、タカさんが全国を回ると、それから全国からキッチンカー制作の依頼がきたそうです。

画像6

また、佐藤さんはタカさんと温泉に通うようになってから、サウナの楽しさを知ったそうです。そこから、キッチンカーの次にサウナカーも作ろう!ということでサウナカーも制作しているとのことです。


後継者不足という現状のままではどうにもならないことを、佐藤鋼材店のこれまではにはない、キッチンカーやサウナカーのような新しい事業も始めていて、それに地元の同級生同士で助け合える環境がとてもいいなあと素直に思いました。


自分も、将来は地元の同級生と地元で働き、週末は一緒に飲むという夢があります。似たようなことをしている人に出会って、”いやこれはいけるな”と少しだけ希望が見えました。




この日、一番自分に響いた言葉を田村農園さんの車の中で、やりとりしました。

田村農園さん:将来の夢は?って聞かれること多いよね。そこで、みんな職種を答えると思うんだけど、そうじゃないよね。自分がこれからどうありたいか、どう生きていきたいか、その手段として仕事があるよね。

この言葉から、確かに自分もなんとなくわかっているようでわかっていなかったなと感じました。

働くことをマイナスに考えてしまうのは違うと思うし、なんのために働くのか、
改めて考えさせれた時間でした。


今日はとても濃い1日でした。


都会と比べると、地方には大企業は少なく、ベンチャーやスタートアップ、個人事業主が多いなあと改めて思います。
そんな中でも、時代にあった経営や顧客第一で経営をしている方の話を聞き、自分もさらに大学で勉強しつつ、日南のような若い人が頑張り、高めあう環境のような場所で働きたいと思いました。とても刺激的な1日でした。






読んでくださり、ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?