2018年の食品業界のM&A動向まとめ

1.食品製造業界

食品製造業界における2018年のM&Aを総括すると、3つの傾向があります。

・後継者不在により老舗企業のM&Aが増加
・大手食品製造会社は積極的に海外投資を続行
・更なる企業の発展を目指しファンドと組む事例が増加

2018年5月28日の日経新聞朝刊では、2017年度に倒産、休業した企業数が過去最多に上った背景は「経営者の高齢化と後継者不足」であり、さらに廃業予定の中小企業の

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2018年の製造業M&Aまとめ

1.「双方の成長を目指す垂直統合」自動車部品・金型業界のM&A

2018年の自動車部品・金型業界は、国内外を問わず、サプライチェーンの川下から川上への本格参入が活発化し、中でも大手素材メーカーと、老舗の自動車部品メーカー(Tier1、Tier2)の経営統合が目立った。

【2018年の大手素材メーカーM&A事例】
・三井化学 × アーク(車載部品・金型設計製造)
・旭化成 × Sage (米:車

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2018年の調剤薬局業界M&A動向まとめ

問い合わせ件数が3倍!?めまぐるしく動く調剤薬局業界

2018年は報酬改定がなされ、国からの“立地から機能へ”という強いメッセージが再確認された年であった。改定で加算された項目、減算された項目を分析すると国の方針に沿って、明らかな差がでている。それを受け、多くの薬局経営者の今後を考えさせられる年となったようだ。その表れに当社宛の譲渡や事業承継を検討しているという問い合わせ件数が昨年比3倍を超えた

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2018年の建設関連業界M&A動向まとめ

2012年から始まった今の景気回復が高度経済成長期の好景気「いざなぎ景気」を超えて、戦後2番目の長さになったことが2018年12月の内閣府の研究会で確認された。

バブル崩壊後の建設不況、リーマンショックとその後の民主党時代の冬の時代を経て、地域などにより程度の差はあるにせよ、多くの建設業・不動産業の企業も今の景気回復を感じているのではないだろうか。特に、オリンピック関連以外にも多くの大プロジェク

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ベンチャー企業のM&A活発化から紐解く、IT業界のM&A動向【2018年】

2018年に国内で成立したM&Aのうち、IT業界が占める割合は35%。

▲IT業界M&A件数推移(件)

2018年のIT業界のM&A件数は、11月末時点で979件(公表ベース)だ。

これは、過去最多であった昨年の748件を大幅に上回るペースであり、日本のM&A市場において、初の単独業種で1,000件を超す見込みだ。

なぜ、IT業界のM&Aがここまで活発化しているのだろうか。
本記事では事例

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2018年のM&A振返りと2019年展望:本業加速型M&Aが主流に

2018年の日本企業によるM&A件数は3850件で過去最高に。
世界的には減少トレンド

2018年に日本企業の関わったM&Aの件数は3850件(公表ベース、昨対比26%増)、金額は約30兆円(昨対比220%増)と、7年連続で過去最高を記録し活況に沸いています。

しかし、実は世界全体を見渡すと、M&A金額こそ4兆ドルと前年を上回っているものの、件数は2018年に4万7000件台と、およそ5万件だ

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業界M&Aトレンド2019(2)

(本記事はMA Channel―ちょっとためになるコラム―より転載されたものです。)

前回に引き続き、M&A件数が特に多い業界について、2018年~2019年の最新動向をお伝えします。

製造業のM&Aトレンド2019
垂直統合によりビジネスモデルを深化

2005年頃は液晶の需要が旺盛で、シャープが富士通ディスプレイテクノロジーズを譲り受けるなど、特定マーケットにおける提携が主でした。
リーマ

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ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇8

【注目】岡田和生という男の現実と本質

「人の考えを本当に理解したいなら、彼らの言葉ではなく、行動に注意を払え」――。こんな教えを遺した哲学者が生きた時代は、いまから4世紀近く前になりますが、この言説の妥当性はいまなお何ら変わりないのではないでしょうか。言葉と行動。このふたつのポイントに着目しながら、これまでの経緯を整理してみると、岡田和生という男の本質が見えてきます。

偽りの勇ましさ

岡田和

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社会人学び直し MBA体験記 #1

こんにちは。実はわたしは現在グロービスにてMBAの勉強をしてます。

そこで自分のアウトプット練習も兼ねてnoteを書いてみようと思います。

これからMBAを学ぼうかなと考えている人の参考になればと思います。

私自身もまだ学び始めたばかりですので分からないこともたくさんありますので、ここでは自分の体験をメインに書いていこうと思います。

なぜ学ぼうと思ったのかやなぜグロービスなのかについては要

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3年で業績400%、ハネた理由を振り返るpart3(2019年6月期まで)

part1はこちら
part2はこちら

前期12期(2018年6月期)の着地は悪いものではなかったのですが、

・深刻なミドルマネジメント不足
・採用・クリエイティブ・ビジネス部門の一部がうまく機能しない
・新規加入のボード層がまだ本領発揮できず
・内容に不安の多い中期経営計画

こんな状態で13期に突入していきます。13期は振り返ると大きく4つの困難がありましたが、突入の時点で既に予兆がありま

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