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The Japanese Odyssey 2023 参戦譚 ~Episode.3~

どうもこんばんは。
じーにょです。

前回の記事が昨年12月中旬、季節は変わり今は4月となってしまいました。
記事執筆をサボっていたわけですが、4月病の期間を活かしてなんとか話を進めようと思います。
旬は遥か昔に過ぎ去っていますが書きますよ〜。


執筆ペースは遅いですが必ず最後まで完結させる予定ですのでお待ちを。

https://note.com/ngym_st/n/n293f00682717

必ず最後まで完結させる、と4ヶ月前の私が言っているので完結させます。
それに、これからの道のりの方が100倍キツかったので必ず書き起こさないと・・・


・・・


2023年10月24日(火)から11月5日(日)まで開催されたThe Japanese Odyssey 2023について、出走に至るまでの経緯や出走にかけての準備・鹿児島でのpre eventも含めた走行譚を纏めたく、noteを執筆しています。



今回は、前回の続き、すなわちTJO本州編(広島県三次~鳥取県八頭)のお話となります。
少し、写真多めでお送りします。



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コース説明


スタートしてから3日目、10/26夕方〜10/27夕方までに走行したルートを紹介します。
ルートリンク(途中から):https://ridewithgps.com/routes/44759233

三次から、CP6-足立東城線を通った後、中国山地を横断してMS7-氷ノ山へと至るルートです。
CP6からMS7までの道のりは、2022年に走ったAJ岡山さんの中国山地1000のルートを拝借しています。
その時の記事はこちら(友人のikarugaさんのブログですが)(連載ですが私も登場しますので是非)https://ikarugasan.hatenablog.com/entry/2022/07/02/110307

何故中国山地を通したのか、ですが、一度通ったことがある道で走りやすいからですね。どうせどこ走ってもある程度山はあるでしょうし。。。
そして、次回のMS7-氷ノ山はTJO通して前半の山場、と皆が言っていたセクションですね。
グラベルが30kmほど続くとてもハードなセクション。普段グラベルは全く走らないので全然想像がつきません。
熊が出るとか出ないとか。

今回はルートが山ばかりのところを通っているし、熊に遭いそうだね、怖いねぇ』という話をしています。(フラグ建築
まあでも、『先に通過する方(ここでは主に落合さんを指しています)が、熊を撃退してくれるでしょう』とも話しています。

Episode.0でのkyokoさんとの話
https://note.com/ngym_st/n/nfb6610a63e3c
※実際には氷ノ山では熊は出ませんでした



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新しくなったリアホイールで22'世界チャンピオンと快走


広島県庄原市でリアホイールが壊れ、三次の自転車屋”サイクルショップつじの”さんで完成車取り外しのracing6に交換してもらったじーにょ。

決戦用軽量アルミホイールと謳われたMavicのr-sysと比べると流石に少し重みを感じますが、

スポークが全部付いているので20000点のようです。


現時点の位置関係を振り返りますが、26日16:55時点で以下のようでした。
元々先行されていた落合さんアンドレイに加え、ホイール交換中に5,6人に抜かれています。


CP6-足立東城線の手前、曲がり角でブルベ仲間に迎撃してもらいます。
22'近畿1000徳島GF、23'近畿1300別府等でご一緒した方です、わざわざ仕事終わりに車で50km飛ばして来て頂きました。



なんかこう、これまで一緒に走った方達が次々と応援に来てくれるのってポケモン最終回みたいでいいですよね。
・・・まああと1800kmぐらいありますけど。

私も貰っていない名刺を貰っていてなんか羨ましいです(そういう問題ではない)



・・・



ほどなくして、CP6-足立東城線に到着します。
グラベル区間が全く無かったのはMS5-羅漢高原に続いて2つ目ですね。
(結局、グラベル区間が全く無かったのは15区間中6区間だけでした)


・・・


県境をふらふら走るルートなので、岡山県→鳥取県→岡山県→鳥取県・・・
とエンドレスに県境を通ります。

ここすごいよね


・・・


そんなこんなで岡山県蒜山に着きました。
(前に来た時、とは岡山1000中国山地のことを指していますね。)


蒜山、高原なので周辺の場所よりひと回り寒いです。(7℃)
これあったかいよー、とMarekに伝えると、カイロ(10袋入)を買ってきていました。
(彼はオデッセイ通してカイロを何個買ったのだろう)

コンビニで3時間ほど休憩および仮眠を取りリスタートします。(27日3:40)


・・・


人形トンネルまでの登りをダラダラと登っていきます。

Marekが登りでかなりペースダウンしており、何度か峠の山頂で待ちつつtwitterを見ていましたね。

あと、Marek、どうやら登りでインスタライブもしくはインスタ、Facebook用の動画を撮っていました。
ずーーっとポーランド語で喋りながら登っていましたね。(道交法的な是非は一旦置いておいて)



私はというと、山頂で暇なので、かなり先を行く落合さんにクソリプを飛ばすなどして遊んでいました。


・・・


途中、寒いので自動販売機で止まりました。
私がそそくさとカフェオレを買う中、Marekは悩んでいました。(読めないので当たり前)
ほぼ全て日本語で書いてあるので、上から下まで私が一つずつ商品を説明していきます。

Marek「おお〜、ポーランドではよくホットチョコレート(日本語でいうココア)を飲むんだよー。自動販売機はないから大体スタンドガソリンスタンドの意)で買うんだけど、日本ではあんまりホットチョコレート見かけないよね」
などと言いつつ、スマホで自動販売機を映しながら一つ一つ商品をポーランド語で説明しているようです。インスタライブ。


・・・


辰巳峠の登り
綺麗な朝焼けですねえ
振り向きmarek

そんなこんなで、岡山ですら極悪という言い回しをするあの辰巳峠RAAM男子優勝者と一緒に来ました。


・・・


辰巳峠を後にし、いよいよMS7-氷ノ山へと向かいます。
その前に少し仮眠しよう、と話し合い、20km先に日帰り温泉施設があるのを発見。営業開始は朝9時なので、手前のコンビニでしばし時間を潰します(約1時間)。


このコンビニで私が撮った写真はありませんでしたが、ゴール後にMarekからここで撮った写真と動画が送られてきました。



Hehehe



・・・



Heheheじゃねーんじゃ



温泉に世界王者あり


9:30ごろに温泉に着きました。

ちなみに位置関係はこんな感じ。



Marek、温泉に入ったことが無いらしく、ここで脱ぐのか?全部脱ぐのか?などと色々聞いてきました(写真はイメージです)。最終的には満足したご様子。



入浴後、当然、「ここで何時間寝ていくか?」という話になります。
Marekが上のように私に問うてきたのに対し、私が「4時間」と答えた時のMarekの反応はこちら





ええ・・・





どうやらTLも少しざわついていたようで、コメントを一部抜粋すると、

注意書きを書く人、

イキリっぷの人、

洋画の吹き替えを見ている人、(字幕かもしれない)

胎児でいいから8時間寝たい
お疲れ様です。ゆっくりお休みください

(鍵アカウント)

赤ちゃん派の人(私も含めた多数)、


・・・がいらっしゃいました。


実は、この後Marekと何時間寝るかで10分ぐらい結構揉めたんですが(この後雨も降ってきたので、尚更睡眠時間が決めづらかった)、一旦数時間寝ることに。

(奥でMarekが寝ています)


(流石にやめておきました)



・・・



13時ごろに2人とも起きて、色々話し合った結果Marekは先に行き私は雨も降っているので2度寝することにしました。
(10回ぐらい、一緒に行こうよーと言われましたが、ここは頑なに自分のプランを貫きます。)


(実は、ここでMarekと一緒に行かずにしっかり寝た一番の理由は、360km先の福井にホテルを翌日15時チェックインで予約しており、その前日13時などと早めに出るとホテルについてもチェックイン出来ず時間が余ってしまうと考えたからでした)


暇なのでマッサージ機を使いつつ・・・



・・・



そして赤ちゃんになった


じーにょ、改め赤ちゃんはリスタートします。
(ちなみに温泉にいた時間は5時間ではなく6時間)



赤ちゃんに集まる多数の応援メッセージ・・・!



および激励メッセージ・・・!



・・・



というわけで、温泉を出発しMS7-氷ノ山へと出発した赤ちゃん
前半戦最大の山場と言われていたこの氷ノ山区間、一体どうなってしまうのでしょうか。






次回、初めてのロンググラベルでフランス幼女がお出迎え・・・?
続く






ちなみに・・・

温泉スタート時の状況はこんな感じでした。
赤ちゃんに変身している間、10人ぐらいに抜かれました。(落合さんは遥か先を走っています。)
中国地方の通り方が大きく分けて3通りあるのが、何ともオデッセイらしくて興味深いですね。




走行距離:935 km / 2612 km
獲得標高:約15500 m / 40012 m
所要時間:3日8時間5分 / 12日12時間0分(制限時間)

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