本来の分析ツールとしての価値以外にも、ツールチップの大まかな機能を理解してしまえば作ったワークフローを共有しやすいのがいいんですよね。

例えば、進捗表の集計だとか、管理データの作成とシステム投入用データ作成とか… あ、Alteryx本来の使い方じゃないのは横に置いておくとして。

これまでだと、そういうものは業務システムに組み込むか、Excel/AccessVBA爺の職人技で何とか対処してきたのが現状なのかなと思います。でも、手近なVBAがプログラムであるがゆえにコードを書いてもらわねばならず、単にデータを処理したい人々にとってみれば"やりたいこと以外の余計な事"が増えて面倒なのです。

そんな中でAlteryxは、データの塊を加工するツールチップをつなげ処理を進めるようになっていて、比較的理解しやすい形になっています。

こういったツールがデータ加工必要源の近くにあると、必要としている人がセルフで頭の中にある処理イメージを具体的な処理に落とし込むことができます。それを他の人に渡したとしてもワークフローを理解されやすいと思うんですね。

Alteryxが浸透し始めればExcel/AccessVBA爺、いよいよ隠居の時期がきたのかって感じがします。