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2023北海道旅行 [Episode2]今年も襟裳岬へ

本日の行程

2023年8月21日(月)07時30分
起床

携帯の目覚ましをセットしたのが7時30分で、それより10分前ほどに目が覚める。着替えて顔を洗いレストランに向かい、窓から外の様子を見るとモヤがかかっており、視界は悪く陸地も見る事ができなかった。太平洋フェリーの朝食は1100円のブュッフェ形式で和と洋と半々くらいの料理が用意されている。別に和が嫌いという訳ではないが、ブュッフェだとどうしてか洋を選ぶ事が多い。食事を済ませて、エントランスにある船の現在地を見ると亀田半島の東側を航行していので、もう北海道といってもいいだろうというところまできていた。いったん、部屋に戻りBSのメジャーリーグ中継を見ながら、荷物の整理をして入港を待つこととした。

2023年8月21日(月)10時56分
下船準備

恐らく定刻通りだったと思うが、11時前に車両甲板への案内を促される。ログを見ると10時56分に車のエンジンをかけたようだ。待つこと15分くらいか、周りの車が次々と動きだして、それについて行き無事に北海道上陸。洋上はモヤが多く視界が悪かったものの、苫小牧についてからは晴れ間が広がっていた。ふと、燃料系のメーターを見るとちょうど半分。残りの燃料と燃費を考えると後400キロくらいは走れそうだが、明日以降の事を考えて、ひとまず臨海北通り沿いのガソリンスタンドで給油。実は昨日の間、今日の行程を考えていたのだが、帯広に寄ってから今日の宿である上士幌に行く事だけは決まっているものの、その道中まで決めきれずにいた。燃料を入れながら「一度、日高のヴェルサイユファームに寄って占冠から帯広ら迎うえば夕方には着く」と計算がたった。が、これでは、せっかく車で来て意味合いが希薄になってしまう。という事で去年のコースを踏襲し、

  • ヴェルサイユファーム(日高町)

  • 襟裳岬(えりも町)

  • 帯広競馬場(帯広市)

  • カミシホロホテル(上士幌町)

という事で、今年も襟裳岬経由の帯広行が決定する。こういう決めごとを単独で決めるのも一人旅ならではとも思う。

2023年8月21日(月)12時22分
Yogibo ヴェルサイユリゾートファーム

去年に引き続きヴェルサイユリゾートファームに来たが、今年から、障害重賞15勝の絶対王者・オジュウチョウサンが繋養されている。単に観光の牧場で繋養されているだけと思ったのたが、現役の種牡馬との事だそうだ。今年はこのオジュウチョウサンに会うという目的もあった。
ヴェルサイユリゾートファームはそれほど大きい牧場でもなく、オジュウチョウサンの他、ダービー馬のタニノギムレット、ジャパンカップ馬のローズキングダムにも会う事ができ目的達成。この後の行程として、襟裳岬経由で帯広競馬場に行くとなると、今夜の宿である上士幌に着くのが遅くなるのが予想される。特に明日は、タウシュウベツ橋梁見学早朝ツアーに参加するので4時30分に起きなければならなず、ヴェルサイユリゾートファームは40分ほど滞在して襟裳岬を目指すこととした。

オジュウチョウサンさん

2023年8月21日(月)14時56分
セイコーマート浦河西幌別店

ヴェルサイユリゾートファームから40分ほど走ると静内に入るのだが、このあたりは本州の国道沿いと同じく、マクドナルド、すきや、ビクトリア(ビッグボーイ)とあり、選ばなければ昼飯にはことかかない。まあまあ、この先にも確か、いくらでも食べるところがあるだろうという、去年の記憶を根拠に静内をパスして襟裳岬を目指すこととする。が、記憶とはいい加減なもので、静内からは一転して何もない国道を走ることとなる。さすがに腹も減りすぎたので、セーコーマートに入って、道民の皆様がおススメのセコマのかつ丼を昼食とすることにした。値段は550円とかなりリーズナブルで、確かにおいしい。一人旅なら車の中でコンビニ弁当というのもアリだろう。という事で、来年以降は静内で昼を食べないとしばらく食べるところはないという事を記しておく。

セイコーマートのかつ丼

2023年8月21日(月)16時12分
襟裳岬第一駐車場

去年より、おおよそ40分くらい早く襟裳岬に到着。が、やはり去年に引き天気もよく続き風はおだやかで、まったくもって襟裳岬感がない。が、今年は一面ガスがかかって何も見えない。襟裳岬第一駐車場から、展望台まで遊歩道を歩くと約10分程度。一方で襟裳岬「風の館」という施設を経由すると5分くらいで着くことができる。といったところで、ガスで打ち付ける波の音だけが響くなんとも不思議な光景が広がる。と、何もないどころか、ほぼ何も見えないので、2年連続2回目の襟裳岬を後にする。

何も見えない襟裳岬
何も見えない襟裳岬2

2023年8月21日(月)18時11分
幸福交通公園

襟裳岬を出たのが16時27分概ね2時間で、次の目的地の帯広競馬場に到着が予想される。ここまでは去年と全く同じ行程。ただ余りにも同じだと面白くないので、道すがらの幸福交通公園(幸福駅)に立ち寄ってみることとする。どうやら恋人の聖地らしいが、平日の18時すぎなど人もいるはずもなく、ただやたらに切符が張り巡らされた駅舎と、静態保存されている「キハ22-238」と「キハ22-221」が2両。いい感じに写真が撮れるか思ったが、それほどでもなく、ついでに寄ったくらいでは、これくらいの撮影意欲しか沸かないという感じか。

静態保存の気動車
幸福駅

2023年8月21日(月)19時17分
帯広競馬場

幸福交通公園から40分ほど運転して、帯広競馬場着。去年も同じ時期に来て、だいぶ涼しかった記憶があるのだが、去年とは打って変わったTシャツだけでも暑いくらいの気温だ。今晩の宿・カミシホロホテルには22時すぎには到着予定で、逆算すると、どこかで食事をしても2レースくらいしか見られないか。という事で2レースと決め馬券を仕込む。ちなみに過去、5回来て買って帰った試しがほとんどない。が、今日はどうしたのか、2レースとも的中して、+5000円と中々の成績。これで明日のタウシュウベツ橋梁ツアーのツアー代金が捻出できた。

世界でここだけの競馬

2023年8月21日(月)20時26分
十勝豚丼いっぴん 帯広本店

地方に遊びに来て、忘れてはならないのが食事である。無論、居酒屋であればある程度、遅い時間まで営業をしているが、食事となるとそうはいかない。また、関東圏にあるようなチェーン店も、ほぼなく、時間を見誤ると食事=コンビニとなってしまう。という事で、スマホで色々と調べたところ、以前、何度か行った事がある、十勝豚丼いっぴんという店が21時まで営業しているとの事で今日の晩御飯を決定し車を走らせる。店についてウエイトもなくすぐにカウンター席に通される。注文は、バラとロースのミックス(?)の豚丼。豚丼というと帯広名物となっているが、帯広出身の友人に言わせると「お母さんが土曜日の昼に「豚丼でいい?」」というくらいのライトな食べ物らしい。まぁ、うちの地元も「しらす丼」なんて売りにしているが、「え?そんなに食べたい?」と思うが、どこにでも似たような話があるのだと思う。それはともかく、味は美味しく頂けた。ただちょっと値段が高いか。

十勝豚丼いっぴん

2023年8月21日(月)21時46分
カミシホロホテル

十勝豚丼いっぴんを出たのが20時53分だったので1時間弱で今日の宿であるカミシホロホテルに到着。事前にホテルから連絡があり玄関の解除キーを教えてもらったが開かない。仕方ないので、電話して開錠してもらう。去年もそうだったが、どうもこのホテルの施錠とは相性が悪いらしい。去年は1階の部屋だったが今年は2階。作りは1階も2階も全く同じで、大き目のベッドとバストイレのこじんまりした部屋で、テレビとエアコンをつけないと何の音もしない静寂なホテル。車からカメラと最低限の着替えのセットだけ持ち込んで旅装を解く。明日はタウシュウベツ橋梁早朝ツアーのため、朝4時半には起床しなければならない。明日の着替えをセットして風呂に入って、ベッドに潜り込み、最後に時計を見たのは23時30分くらいだったか。ちゃんと明日、起きられるかな。

カミシホロホテル(翌朝撮影)

走行距離:358km
運転時間:7時間35分
平均速度:47.2km
平均燃費:27.4km/h

総走行距離:751km

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