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飛行機のちょっといい席、おじさんしかいないじゃん

朝の飛行機の便はいろいろな人が乗っているんだな。ビジネスパーソン、修学旅行生、旅行客。ていうか仕事で沖縄行けるなんて羨ましい。

チェックイン時に「グレードアップしますか?」という案内が出たのだが、満席のようで選べなかった。選べないなら案内するなよ。「満席」表示に少し嫌な予感がして、やっぱり普通の席でいいだろうと思った。

機内へ搭乗すると、一番前の席がグレードアップされた席のようだった。広々としてはいるが、30〜40ほどある席の面々ほぼ全員がおじさまであった。傍を通ると大人の男性が利用する整髪料の香りが充満していた。これは1人の仕業ではない。複数名が同じものを使っているのだと思われる。

大袈裟ではあるが、日本の縮図のように感じた。お金を持っているのは歳を重ねた男性ばかりなのだろうか。なんだか切なくなった。

以前、父親が飛行機の席をグレードアップさせた。そうすると両脇に関取が座っていたらしい。関取にとって広い席は必要だ。体の細い父親はぎゅうぎゅうに挟まれて心地が悪かったと言っていた。グレードアップは必ずしも快適というわけではないらしい。

今日もし席をグレードアップしたとしても、わたしは居心地が悪かっただろう。普通の席のままでよかったんだろう。

それにしても修学旅行生、意外と静かだ。沖縄旅行楽しみだろうな。でも雨だよ。

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