現像現場5(lightroomclassic)
ここからはポートレートの現像をご紹介します
これも私のやり方と好みなので、もっと上手い方もいると思うし、もっと万人に好まれる調整が出来る方がいると思いますが、少なくとも画像を破綻させないように魅力を引き出す基本方針です。
いくつか見てもらって現像のメリットやワークフローをなんとなく理解してもらえれば嬉しいです。
元写真です。斜めに撮ってしまっています。モデルさんの顔が少しくらいですね。ヒストグラムを見る感じでは、バランス良く撮れています。
ハイライトに目が行きがちなので、少し落とし、暗部が少し汚く見えるので持ち上げます。
トーンカーブでモデルさんの肌を中心に持ち上げます。少し柔らかくするために、左端も持ち上げますが、上げ過ぎるとモデルさんのスカートの黒がグレーになってしまうので注意します。
雰囲気を出すためにシャドウを緑に振ります。
露出を少し上げます。完全にゴールが見えて調整しているわけではないので、基本上から順番に調整しますが、気になった部分を先に調整したり、今回のように上に戻ることも良くあります。
水平を取って完成です。
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