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過去を振り返ることができたら、いろんなことが循環していることに気づけた日

こんばんは。

_____にまつわるエトセトラ 共同代表の三宅です。

高校の授業へと出ていた今日、なんとなく自分のことを俯瞰してみることができたら世界が循環していることに気づけたという話。

僕はあまり昔のことを振り返れない(詳しく思い出せないに近い)タイプなのですが、現役の高校生である彼・彼女らを見ていると当時をふと思い出すことがあります。

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みんなの前で発表するのに緊張して、あまり前を見て話せないことだったり
先輩の姿を見て、なんであんなことできるんだろうと驚いたり
先生が言っている言葉の意味が、本当の意味ではよくわからなかったり

およそ10年前の僕が経験していたであろうことを、目の前の彼・彼女らが同じように経験している。しかもそれを今度は僕が教える側として、もしかしたら本当の意味は伝わっていないかもしれない言葉を投げかけながら。

こうして過去の自分を今に投影することで現在の自分と比較し、その差を実感して自分の経験を振り返る。なんてことをしていたら、今までうまく振り返ってこれなかったようなことも振り返ることができたような気がして嬉しくなる。

あの頃はうまく話せなかったけど、何回もプレゼンの練習をしたり、本番を経験してきたから話せるようになったこと。
ただただがむしゃらに練習して先輩の背中に追いつくことができたり、ずっと追い越せない背中があったりしたこと。
先生の伝えたかった言葉が数年経ってようやく分かったような気がして、その間にはやっぱりいろんな経験があったこと。

自分がしてきた経験の全部を思い出せないでも、記憶の奥で出てくることのなかったことをいくつか思い出すことができただけで、自分のことを今までよりも認めてあげたくもなりました。覚えてなかったけど、頑張ってきたんだったなと。むしろ振り返る間もないほど、いまに没頭して生きてきたんだなと。

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そうやって自分を認めてあげられると、今まで以上に自信を持てるようにもなります。自信を持って生徒にも伝えることができるし、きっと今まで僕に教えてくれた先生たちもきっとそうだったんだろうなと。(もちろん自信を持てなかった時もあるだろうけど)

そうやって考えていくと、人の思いが循環して伝わっていることに気がつく。僕の先生たちから僕に。今や先生という立場になった僕から生徒たちに。そして今の生徒たちもやがては次の子たちに。その時々で“大切なこと”はきっと変わるけど、“大切にしてほしいことを伝えたい“という気持ちはきっと変わらず循環していく。

そうやって次の世代にどんどんと育っていってもらうことは、結果社会を良くしていくため、まわりの人々にもいい影響がある。それもまた循環。だからやはり、次の世代に育っていってもらうこと、教育を時代に合わせてアップデートしていくことはとても大切。

_____にまつわるエトセトラにとっても「教育」はじっくりと取り組みたいキーワードのひとつでもあります。これからの教育のあるべき姿。そんなことを自分の過去の振り返りと循環への気づきから考えたりもしました。

教育分野も興味のある方はぜひ、一緒になって考えましょう。



今日も最後までありがとうございます。

過去を振り返ることで自分を認められる。自分を認めることで自信を持って、まわりのことも見れるようになる。そうすると循環に気付いて次の動きへ。

そんな気づきの共有でした。


 ーCreditー

文章・写真 / 三宅康太

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