スルーパスと直線の意図

サッカーが好きです。自身は運動を全くしていないのだけれど、試合を見るのが大好き。スタジアムにも足を運んでいた過去がある。

サッカーは1ゲームが休憩を挟んで90分間のゲーム。でも本当は一瞬の積み重ねのスポーツで、想像力、選択、判断、行動力が瞬時に求められるの。
メジャーな試合になると、H24や12の世界だよね。

サークルで三角形移動のお話の後、直線と意図のお話を伺った。
その時に、はっと思い出したのがスルーパスだったの。

尊敬するガンバ大阪・遠藤保仁選手は、サッカー日本代表出場記録保持者でもあります。吹田にスタジアムがあって私のMC太陽のラインが通っている。
彼が出すパスには意味があって、試合をコントロールするチカラを持っていた。

有名なチーム「バルセロナ」のチームコンセプトに、選手が走るのではなくボールを走らせるというのがあった。ボールを繋いで、繋いで、ゴールを奪っていくプレイスタイルはとても美しく、頭脳的で、私が持っていたスポーツの概念を見事に崩してくれた。「意味のないパスなんて存在しない」の名言もある。

「三角を移動する」このテーマの奥にあるものに、私は馴染みがあったぞよ!と嬉しくなった。


過去を振り返ると、フットボールに熱中し勝ち負けだけではなく、選手の個性や能力、それを活かす戦術や駆け引き、監督やチームが持つ哲学、経営戦略、マスコミとの関係、どこの世界にも存在するしがらみetc、を時間をかけて学ばせてもらった。丁度、進行の太陽が射手座の5度あたりから(笑)

大好きな選手、チーム、監督を自分の一部のように感じて、真剣に応援していた。親戚のおばさんのような、お節介な心配もしてたな。
試合が終わって号泣したこともある。立ち直れない無気力さの中にあって、1つのゲーム、ワンプレイに救われたこともある。

欧州の壁を超えて旅できたのも、フットボール愛のお陰である。
ネットでチケットも買えなかった私が、自己手配で海外旅行できるようになるなんて…。好きなことに真剣に取り組むと、成長と進化があるよね。

書いていて気づいた。
サッカーのことを何も知らず、本当にゼロからスタートした6年前。
楽しんでいるうちにここまで来れた。昨年は集大成の年だった。

海外の有名チームが日本に来てくれて試合を堪能することもできた。もちろんスタジアムで。尊敬するペップグアルディオラの指導風景も見れた。
それが見たくてマンチェスターまで行くことを真剣に考えていたの。スペイン経由かロンドン経由か迷っちゃってたよ。

本当にご褒美の年だったな。
だから満足して一時おやすみが出来たのだ。で、今のサークルのお勉強に至るの。まあオリンピックが延期になくなるとは思ってなかったけど。

今まで中途半端になっていた学びのエッセンスを、この際ぐぐっとやってしまいたかったし。深めるなら、統合化するなら今だ!と。

今始めたことも真剣に楽しめば、いつかは形になるだろうと思う。
うん、やらなきゃはじまらないもんね。ずっと足踏みばっかりしていた若い頃の私。タラレバはなし。それはサッカーから学んだ教訓の1つ。

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