ヒストリー15 つづき⑤
レオ『僕の目が、赤いからみんな怖がるんだよね?
僕の目が赤いから、お父さんも離れたんだよね?』
お母さんは僕の目をじっと見て
話しを聞いてくれてる。だから、僕は安心して
思ってる事、感じてる事を話せたんだ。
レオ『5歳ぐらいの時に、人が話してるのを
聞いた事があるんだ。
その人達は、僕の事を話してた。
僕の〝赤い眼〟の事を話してた。
死神とか、人を傷つけるとか、
僕の目を見たら、不幸になるとか言ってたんだよ。
他にも色々話してたけど、
難しかったから、よくわからなかった。