アーリーリタイア、一年経過。資産はどうなったか?
30年勤務した会社を早期退職して一年が経過しました。
ファイナンシャルプランナーから「退職金と解約した財形貯蓄はすべて投資にまわしてもよい」という御墨付きをもらい、この一年は投資を進めてきました。
昨日、一年間のお金を締めました。
資産は183万円のプラスという結果になりました。
今回は、「資産が減らずに増えた理由」と「来年もなんとかなりそうな理由」「2024年の投資」を考えてみました。
【資産が減らずに増えた理由】
1.退職により投資額が4倍に増えた
1月に退職金と解約した財形貯蓄が入金され、金融資産は2倍に増えました。
その現金の60%を米国ETF・米国株・日本株、米国債などに投資し、投資額はそれまでの4倍に膨らみました。
また、今年は為替が動いたので、為替差益も取れました。
昨日12/27現在で+462万円(利確分と含み益)になりました。
投資額が一定の規模を超えると、配当の再投資によって、思った以上にお金が増えていくことを実感しています。
今の資産規模があれば、リスクを追って無理にお金を増やす必要はなく、配当でなんとかなりそうだと、改めて認識できました。
2.奥さんの陰ながらの活躍
生活費引き落とし用の普通預金の減少が、想定よりも100万円ほど少なかったので、奥さんに確認しました。
「外貨預金の為替差益と元金や利息金は、生活費の口座に帰るようにしている」とのことでした。
奥さんは一円刻みで買ったドルやユーロを、数十万円づつ20~30パターン管理しています。
利確して普通預金に入れたり、再び外貨に投資して、その儲けを生活費にあてていたのです。
この地道さは、私に無いものです。
本当にありがたいです。
3.失業保険の受給
失業保険の給付は124万円でした。
4.健康保険料の減額
勤めていた会社の健康保険組合に一年間残留して保険料の減額を図りました。
残留により49万円の支払いで済みました。
(会社を辞めて、会社の健保組合に残留せずにいきなり国民健康保険に加入すると、かつての所得額が徴収の基準となるので、注意が必要です。
私の場合、危うく102万円を支払うところでした)
5.国民年金の先払いによる減額
・国民年金は2年分を先払いして、4%の割引を得ました。
【来年もなんとかなりそうな理由】
1.生活費支出が30%減る見込み
今年、家賃に次いで支払額が大きかったのが、住民税110万円でした。
住民税は前年の所得を基準にして請求されるので、無収入者には堪えます。
しかし、来年からは「無収入」が基準値になるため、数千円に激減します。
また1月からの健康保険は、勤めていた会社の健康保険組合を辞め、国民健康保険に移ります。
これも「無収入」が基準となり、今年49万円→来年12万円の1/4に激減します。
2.配当金が増加
投資額が増えたことで、来年の配当金は大きく増える見込みです。
3.優待による雑支出の軽減
株主優待も増える見込みです。
・外食費:リンガーハット、ドトール、モスフード
・宿泊費:大和ハウス
・交通費:JR東日本、ANA
・リンゴ:アークス
・ミニカー:コマツ
【2024年の投資について】
2024年はアメリカ市場に投資したいと考えています。
ようやく来そうな「円高」局面でドル転し、米ETF、高配当の米株、米国国債を中心に投資します。
新NISAの「成長投資枠」は日米の大型高配当株をメインにしたいと考えています。
日本株は大型高配当金株を残して、利回りが劣る20%ほどを減らそうと考えています。
【一年振り返り】
この一年は投資にかなりの時間を費やしました。
資産を減らしたくない一心で、欲張った投資をし、厳しい損切りもしました。※ソシオネクスト
一年を締めてみて、資産がプラスになって、ホッとしています。
来年は、今よりもゆとりを持って投資に向き合いたいです。
引き続き、上機嫌な日常を目標に日々を過ごして行きたいと思います。
今回の投稿が、今年のラストになると思います。
みなさま、よいお年をお迎えください。
ではまた…。
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