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投資のためのルーティンと青春18きっぷの旅(奥会津・北関東編)

今回は投資のためのルーティンや相場の希望的見通しと、30年ぶりに青春18きっぷを利用した旅について記載したいと思います。

【2023年は投資に集中する】

無収入となった2023年は自己都合退職によって得た現金を投資に回し、これから先の生活費の7割をインカムゲインでまかなう組み立てをします。
しかし一年かけてポートフォリオを完成させるため、今年はさほどインカムゲインは得られません。
何はさておき、今年は投資に集中したいと考えています。

【投資のためのルーティン】

①情報収集のルーティン
・Twitter、note
・YouTube
・WSJ
・おむすびch
・後藤達也氏
・スマートニュース
・BSワールドニュース
・日本経済新聞(電子版)
Twitterは真偽不明や煽りの情報もありますが、やはり速報性は棄てがたいです。寝起きはT鎌田さんのツイートを遡って就寝中の相場の流れを把握します。またWSJはサブスクしてますがTwitterから入るようにした方が記事の取捨選択ができるうえタイムリーだと思っています。
日本経済新聞は近く解約予定です。解約しようとしたら暫く半値近くになったので期限まで続けます。
後藤達也さんのTwitterとnoteの速報性や人としての信頼感とても価値があると思っています。
YouTubeは英語のヒアリングも兼ねてCNBCやFederal Reserve(FOMC)を見ています。
おむすびchでは投資系のおじいさま、英語使用のウクライナ女性の配信などを見ています。
BSワールドニュースではカタール(アルジャジーラ)とシンガポール(CNA)を視聴すると西側に偏向し過ぎないニュートラルな国際情勢の認識が得られると感じます。

②機械的ルーティン
定額自動入金サービス
毎月一回、銀行口座(退職金他)から証券口座に定額を自動入金をしています。
三井住友銀行⇔住信SBIネット銀行は手数料が無料になるので助かってます。(以前は市内に一店舗しかない三井住友銀行に通帳と実印を持っていき、窓口で現金をおろしたあと、隣のコンビニで入金していました)
外貨積立(ドル買い)
今は毎週月曜日と木曜日に130.50円でドルを購入する設定にしています。手数料は業界最安値とおぼしき3銭です。
買えなかったは場合は(手数料は6銭に上がりますが)リアルタイムで円高の際に買っています。

【3月の投資とポートフォリオの進捗】

SVBの破綻、CSの救済など世界的な騒動で株式市場は混乱しました。
「買場」だとは思うものの、為替とのバランスで苦慮しました。設定値の130.50円で買うのは諦め、3月の平均買い付けは134.37円になってしまいました。ETFはVTとFMを買い増し、株はMSとBACを買いました。 
保有株は3月18日には(やはり)円換算で大きくマイナスになりましたが、ドルベースではなんとかプラスを維持できています。
ポートフォリオの進捗率は28%、残りの72%がまだ現金のままです。

【私の相場の見通し】

毎日景気後退の臭いがプンプンしています。同時に利下げの香りもしてきているので、株式相場は一旦ガツンとした下げがあるものの、それなりに「戻り」もあって、毎日を泣き暮らすレベルにはならないと思っています。
130円以下でドルを買うのが理想ですが、ガツンのときはまだ利下げしていないと思われ、そう思い通りにはいかないと想定してます。
ここはペースを乱さず、ドル買いと株式投資、外貨定期預金を続けたいと思っています。


【青春18きっぷの旅】

さて、話はガラリと変わります。
30数年ぶりの「青春18きっぷ」の旅に出ました。
青春18きっぷは12,050円。
3月1日~4月10日の間、一日にどこまでも行けるJR普通列車乗車券として5回(2,410円/回)使えます。
1980年代後半の学生時代のビンボー旅ではかなりお世話になりました。
時間がたくさんあるので、かなり遠回りをして埼玉県に住む友人を訪ねました。

【奥会津】

まずは寄り道。
只見線に乗って奥会津に向かいました。山あいの橋梁を走る列車を一目見たいと思いました。
会津宮下駅から片道徒歩40分の山あいに展望地はありました。
ヒトは最後までひとりも来ませんでした。通過する列車まで三時間以上あったため通過列車の撮影は断念し、展望地をあとに温泉宿に向かいました。

寂寞とした風景の中にひとり佇み、孤独感を満喫する…。
八角温泉と玉梨温泉のふたつの湯船が並ぶ珍しい配置。雪しろによる激流を眺めつつ入浴。

【会津若松】

翌日は会津若松へ。

幕末の風雲の味わいが出た若松城の写真。
元祖煮込みソースかつ丼。薄すっぱい味は新鮮味があった。1,100円なり。


【鬼怒川】

各駅停車で埼玉の旧友Tくんを訪れ、一緒に鬼怒川へ釣りに行きました。
中流域に出没する尺ヤマメをフライフィッシングで狙います。

3月はヤマメ釣りのシーズンインです。

この日は小雨が降る絶好のライズ日和で、あちらこちらでライズが見えました。
ライズした付近に毛鉤を落とせばヤマメは食い付きます。

何とか一匹。19センチ。
釣れたのはかなり小さめな毛鉤です。


【珈琲店にて】

翌日は月曜日。
旧友Tくんは6時半に車で会社に向かいます。満員電車を避けたい私は、路面型の珈琲店に下ろしてもらいました。

7時のオープンまで入り口のベンチで待っていると、軽トラで来たおじいさんが「今日は風が冷たいですね。年寄りには堪えます。早く店が開きませんかねぇ」と声をかけてきました。
常連客のようです。どことなく私の父に似た雰囲気があります。

ふと前をみるとおじいさんの軽トラが無人のまま動いていました。店の駐車場はやや傾斜があり、軽トラは表通りの国道に向かっていました。

私は軽トラの正面に駆け寄り、身体で受けとめました。
なんとか止まった内に、おじいさんは軽トラのドアを開けサイドブレーキを引きました。

珈琲店の店員も駆け寄ってきました。

【おじいさん】

事なきを得て、珈琲を飲みながらTくんに借りた宮本輝の「青が散る」を読んでいると、目の前におじいさんが立っていました。
「さっきは悪いことしたね。反省してます」
「ああ、大丈夫ですよ。気にしないでください」
「病気で片腕が弱くてサイドブレーキをしっかり引けないんです。迷惑掛けました」
そう言ってうな垂れながら自分の席に戻って行きました。
8時に会計に向かうと新聞を読んでいたおじいさんは居なくなっていました。
店長らしき人は、
「先ほどはありがとうございました。あの常連さん、実はこれで三度目なんです。前回は"停めた車がない"と言って一騒動になったんです。国道まで車がおりていて警察も来たんです」

私はおじいさんの何かにじっと耐えているような後ろ姿を思い出しました。

おじいさんはまた明日も来るだろうか。

今でも、"来てほしいような、来て欲しくないような"複雑な気持ちになります。



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