閉ざされた空間の中は…

空気が淀む
光が入らない
酸素が薄くなる

人間関係は密になる
密になりすぎる
上下関係が際立つ
その上下関係はシャッフルされない
密がうっとうしい

不正が行われても外には出ない
「不正」だと分かっていても皆が見て見ぬふりをする
無関心をきめこむ
波風は立てたくないのだろう

そんな環境でも
協調性を求められる
だから仕方なく皆に同調する

仕方がない
助け船が来るまで我慢だ
しかし、この閉ざされた空間に
いつ助け船は来るのだろうか？

思い切って助けを求めてみる

ダメだった…
見て見ぬふりをする「事なかれ主義」の人間だらけだった

思い切って抵抗する

ダメだった…
上下関係のあるこの閉ざされた空間の中では
正論は通用しない
同調圧力でねじ伏せられてしまう

闘争とうそうか逃走とうそうか？

答えは決まっている
閉ざされた空間からは逃げたほうがいい

私には扉を開ける自由がある