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犬が飼いたい

思い付きでもなんでもなく、最近真剣に考えていること。
来年あたり、犬を飼いたい。

10歳の時から一人暮らしになる27歳までの17年間をともに生きた愛犬をお空に見送ってから丸1年。
心にぽっかり空いた喪失感のやり場がなく、また、愛犬を見送った直後に当時の彼氏に音信不通になられ結果振られたりと、この1年メンタルは最悪で結果病院を受診して鬱だと診断されたりしました。

そんな中で日々自分と向き合い、ようやく受け入れられつつある、わたしはノンセクシャルなんだということ。
ノンセクシャルというのは、異性に恋愛感情は抱くけど、性欲をまったくといっていいほど抱かない人のことをいいます。
つまり、わたしがいつも恋愛でつまずくのは、自分がノンセクシャルだからなのでは?ということにやっと気づいたのです。

現在29歳なので、両親に会うたびに婚活はしているのか?孫が欲しいなどのプレッシャーをかけられ、正直なところうんざりしています。
結婚→出産どころかその前の段階で躓いている娘に、なんの期待も抱かないでほしい。そもそもこちらも好き好んでたった一人で孤独に生きていこうとしてるわけじゃない。

あまりにもプレッシャーをかけられるので、友情結婚という手もありか?とも一瞬血迷ったけど、誰かと暮らすことにわたしはきっと強いストレスを感じて向いていないことは明白だし、そもそも自分自身が日々早く死んじゃいたいと思いながら生きているこんな世界に子供を産み落としたいなんて微塵も思えない。
そこまでして結婚する意味とは?

そんなことを考えながら鬱々と日々を過ごしていました。
わんこが亡くなってから、あまりにもつらすぎて生きててこんなにつらい思いをすることがあるなんて、もう二度と動物は飼わないとひっそりと思い、ペットショップに近づくことなどこの1年間まったくなかったのですが、なんだかふっと近寄ってしまい、あれよあれよと子犬ちゃんを抱っこさせてもらっちゃいました。

懐かしいふわふわの毛並みにちょっとの獣臭さ。
無邪気にわたしの手をぺろぺろする小さな命に胸がぎゅっとなり、同時にやっぱりまたわんことの暮らしがしたい!そう強く思いました。

わたし、犬おばさんになりたい。

それからの日々は毎日は、一人暮らしでわんこを飼うことについてひたすら調べる日々。
もう誰かと付き合ったりそういうことは諦めた。
ならば、わたしの生涯、次から次へと犬を飼う犬おばさんになってはどうか?
人間関係は時に疲れる。
だけどわんこは、動物は、愛情をかけた分だけ返してくれるし裏切らない。
いや、たとえ愛情を返してくれなくたってかまわない。
四足歩行のふわふわの生き物は、ただこの世に存在してくれているだけでわたしに幸せを与えてくれる。

順調にキャリアを積んでお給料も上がりつつある。
日中留守番をさせることは心苦しいけれど、ペットシッターさんに来てもらえるくらいのある程度のお金を貯めて、満を持してわんこを迎えいれたい。

最終的には50歳くらいの時には、犬2匹と猫1匹飼う犬猫おばさんになりたい。

そう思うようになってからは毎月散財し放題だったのが、出費を控えるようになりました!
浪費家ゆえに現時点で十分な貯蓄がないため、1年後を目安にまずは貯金を頑張ります!

もちろん1年後には気持ちが変わってるかもしれない。
どうしたって自分より先に旅立ってしまう命。
それを考えるとやっぱり怖いし悲しい。
それでもわたしはわんこがもたらしてくれるありったけの幸福を知ってしまっている。

もし1年後には気持ちが変わってたとしても、お金はあるにこしたことはないし、1年後だろうと5年後だろうとまだわんこを最期まで見送れる年齢なので、本当に本当に自分の覚悟が決まった時にお迎えできたらそれがきっと一番いいのかな。

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