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日記#389 大学時代の監督さんの教え

2024.4.15
大学時代に在籍していたソフトテニス部。
当時の監督Sさんが口酸っぱく言っていた言葉は
今でも忘れられず、ずっと記憶に残っている。
なんなら、今になってきてやっと
その言葉の意味が分かってきた気がする。

私が初めて監督さんに出会ったときから
もうすでに高齢のおじいちゃんだった。
そのせいもあってか、何回も同じ話をするので
学生からしたら
「またあの話しが始まった…」と煙たい内容だった。

「みんなで荷物を運ぶときは一番に行って
 そこにある、一番大きいもの、重いものを
 自ら選んで運ぶようにしなさい。」

「そして、それをやってる仲間がいたら
 【ありがとう】そう言えば
 これは全部チャラになるんだよ。」

当時は笑って聞いていた部分もあるが
何十年も指導の場にいた監督さんだからこそ
たどり着いた、大切な心構えの一つであって
今となってはとても共感できる部分だ。

自ら率先して行動をしながら
相手を想い、大変なことを引き受ける心持ち。
相手はその行動、想いを感じることで
心から「ありがとう」を伝えれば
これでチャラだし、次は自らが行動する順番だと
率先して行動すれば良い。

そんな綺麗事、なかなか上手くは行かないが
けれど、そんな人たちが集まれば
集団として強くなるし、自ずと、良い方向に
向かって行くのは目に見えている。
もしかしたら、当時の私たちチームには
そう言った点に乏しかったかも知れないし
監督さんはそこに気付いていたのかも知れない。

ただ、この事はどんな環境にいても一緒な気がする。
家庭の中においても、大変なことを
やってくれる妻に対して
当たり前なことではなく「ありがとう」。
そして、私も妻想って、率先して行動できていれば
これでチャラだ。
この点自然と理解しているから妻は本当に素晴らしい。

今になってようやく気付くことができた
大学時代の監督さんの教え。
これからは伝える側となって、我が子たちに
それを伝えていきたい。



今日も良い一日でした。
最後まで読んでくれてありがとうございます🐜
来世も人間であれるよう日々徳を積んでいきたいと思います

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