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大理石・セラミックにはご用心・・

大理石やセラミックは高級感があり、建築や家具によく使われる材料です。
家の中でも床や壁などに取り入れたり、最近はキッチンカウンターやリビング・ダイニングのテーブル天板に使うのも流行しています。
そんな大理石やセラミックですが、私が今回主張したいことは・・・

ぶつかる・転ぶと危険!

ということです。
私の友人がホテルの大理石の床で後ろに転倒した際に、頭蓋骨が折れて脳に損傷を受けました。不幸中の幸いにも重い障害は残らずに済んだのですが、これを機に大理石というのは綺麗だけど危険な物だと認識するようになりました。
他にも、クオーツストーンやセラミックトップのキッチンカウンターは食器が簡単に割れるという情報をネットでよく見かるので、同様に気を付けるべき素材だと思っています。

硬い + たわまない=衝撃を吸収しない

頭蓋骨が折れるほどの原因は何なのでしょうか?
まず硬さを調べてみると、木の硬さと1とした場合、

  • 天然大理石: 3

  • 人体の骨の硬さ: 4~5

  • 人工大理石: 4~6

  • ステンレス、ガラス: 5

  • セラミック、人造大理石(クオーツストーンなど):7~8

という情報が出てきます。天然大理石は柔らかく、人工大理石は人の骨とほぼ同じです。セラミックや人造大理石は骨よりかなり硬いです。
ステンレスも硬いですが、薄い板状であればそこまで危なくありません。ぶつかったときに曲がって衝撃を吸収してくれるからです。
大理石やセラミックは靭性(しなやかさ)が無いので、薄いと割れてしまいます。そのため、テーブルやカウンターの天板は割れないようにぶ厚く頑丈に作られます。そのため、ぶつかった際は衝撃を全く吸収せず、ぶつかったものが割れたり壊れることになります。

動線的に危ないところは気を付けよう

ということで、この記事では一世風靡している人造大理石やセラミックの注意点を紹介しました。
セラミックや人造大理石は硬くて頑丈ですが、その裏返しとして、強くぶつかると大けがに繋がり兼ねない素材であることを認識しましょう。
大人であればそこまで気にする必要はないと思いますが、走り回る小さなお子さんがいらっしゃる場合はご注意ください。キッチンカウンターは張り出さないのでそこまで危なくないと思いますが、ダイニングやリビングの張り出した形状のテーブルはよく考えた方が良いと思います。

最後に参考にしたネット記事を貼っておきます。





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