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☆女性のキャリアについて☆

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記事一覧

女性のキャリアについて.vol 29

アンガーマネジメント。 最近では重要なスキルの一つと言われており、研修などを取り入れている企業も増えている。 しかしだ。 部下に対してはもちろん大切なことだと思うが、 本当にそこまでコントロールしなければいけないのだろうか? #仕事について話そう

女性のキャリアについて.vol 28

損か得か。 10年くらい前の話になる。 とても良くしてくれた部長が、新たな職場へ異動することになり、最後の激励会で私にそっと伝えてくれた事がある。 「損してると思う」 その人はとても気さくで話もよく聞いてくれた。仕事では「忖度なしで突き進め」のスタンスで、いつも背中を押してくれるサポート力抜群の上司だった。 当然ながら新たな職場でも、あれよあれよと驚く速さでスピード昇進を重ねられ、今ではめちゃくちゃ偉くなられている。 私が最も尊敬する上司の1人だ。 当時は心理的安全

女性のキャリアについて.vol 27

4月昇格者の内示発表があった。 「未来に楽観的であれ」 たとえ途中で不運に見舞われたとしても、長期的にみれば物事は自分が望む方向に進むと信じること。 psychology of money サイコロジー・オブ・マネー これは、vol10で紹介した私の好きな言葉である。 今日まで色々な壁にぶつかり、不可能かと思われたキャリアプランが達成した。 目標のポストにようやく辿り着けたのだ。 支えてくれた家族、全ての人への感謝しかない。

女性のキャリアについて.vol 26

この先はどんな未来になるのだろう。 次世代のためにできることは何か? 判っているのは 「私達の若い頃とは常識や当たり前、価値観が違っている」 ということだけである。 「大企業に就職して終身雇用」となれば安泰だと言われてきた私達世代が「転職した方が良いね」などと実体験のないアドバイスができるだろうか? 実際に親や親戚からも大企業や公務員になる事を進められて育った世代だ。 世の中がどんなに変わって行っても、日々の会話や習慣、風土が組織をつくっているのだから、無意識のままで変

女性のキャリアについて.vol 25

「仕事ができる」人とは? ①ファシリが上手い ②レスポンスが早い ③準備が合理的 ④判断が冷静 ①は「女性のキャリアについて.vol 19」でも述べたように成功するための最重要スキル。 ②は心掛けるだけで関係者に好印象を与える。 ③は①②が出来ればおのずとできる。 男女問わず④が一番難しい。

女性のキャリアについて.vol 24

先日、誰もが働きやすい職場環境づくりとして責任者でトイレの見直しについて話し合う機会があった。 社員からの主なクレームとしては ●汚しても掃除をしない人がいて不快 ●エアコンが無くとても暑い などが上がっている。 築30年近い建屋は全体的にデザインも古めかしい造りになっており、鏡も裏面の銀膜が化学反応をおこして「シケ」ができている。掃除をしても甲斐がなく若い世代が働きたくなる職場としてはリフォームが必要な時期だと感じている。 そこで私は男性ばかりの責任者の中、申し訳ない

女性のキャリアについて.vol 23

早いもので今年も後半戦に突入。 比較的どの企業も賞与はアップしているようだ。 少しずつ景気も回復してくるのであれば嬉しいのだが、新たに「サラリーマン増税」たるキーワードや「ふるさと納税改悪」などが囁かれており、ただ事ではない空気が漂いつつもある。 50代突入をきっかけに、人生哲学の再確認とマインドセットを試みたことで、毎日がとても充実してきたことを実感している。限りある私の人生もあと何週間もしたら終わってしまうのだ。 いつの日も自分を見失わないようにしたい。 もともと群れ

女性のキャリアについて.vol 22

仕事のストレスについて。 ストレスには強い方であるが感じないという訳ではない。 先日、同僚の男性に仕事の相談をされたので話しを聞いてみた。それはまだ私の出番ではないと判断できる内容であることがわかったので「そうなっている理由は確かめたの?」と聞いてみた。 すると「それはあなたの仕事だろ」と返された。 なんだこいつ。 遠回しに私に調べてこいと言っているのか。 「これはあなた専任の推進テーマだよね?こんなの見つけましたって騒ぐだけなら作業者レベルの仕事じゃない?事実を確かめ

女性のキャリアについて.vol 21

vol.20で述べた 「仕事もプライベートも、自分のキャパを客観視しながら、マインドセットをすることをいつまでも忘れずにいたい」について。 私のマインドセットの根幹となっている「人生のプライオリティ(優先順位)を意識する〜砂のビンと人生〜」のお話。有名な話なのでご存知の方も多いことでしょう。 ある指導者が人生に見立てたひとつのビンの中にゴルフボールを入れてみせ「このゴルフボールはあなたがもっとも大切にしたいものです。それは何ですか?」と問う。 そして「この状態は満杯ですか

女性のキャリアについて.vol 20

新年度がスタートして一か月。 コロナ対応も軽減されてきたこともあり、新しいテーマに向かって市場も動き始めているところだろう。 私は相変わらず男性陣に紛れて今年も仕事を淡々と進めている。今年もブレずに悔いなくいきたい。 先日、久しぶりに3名の新入社員教育を担当した。気の毒なことに、お昼一番の1時間の講義だったので、さぞかし眠気と戦ったに違いない。 いつからだろうか。 こういった講義の依頼があれば、要望に合わせたプレゼン資料をサクサクと仕上げることができるし、講話も原稿なしの

女性のキャリアについて.vol 19

「ファシリテーション力」 多様な人材の能力を最大限に活かしたり、プレイヤーとして仕事を進める上で最も重要と考えられるスキルである。 皆さんの周りでもお見かけしないだろうか。 進行を大きく妨げるほど、他者の提案を批判してマウントをとりたがる人。 意見は様々あるはずなので、ある程度は承知の上で議論を進めるが、何がなんでも猛烈に批判してくる人がいる。 そうなってしまうと、話がゴールに辿り着かなくなり、参加者にも無駄な時間に付き合わせてしまうことになるので速やかに軌道修正をする必

女性のキャリアについて.vol 18

遅ればせながら先日、在宅デビューをしてみた。 ずっと現場密着の仕事をしてきたので現場から離れられない状況だったが、マネジメント業務が中心となってきたことと、働き方も変わりつつあることから、そろそろ実行してみようと思い立った。 結論、とても快適な仕事環境だった 〔実感したメリット〕 ・雑音がシャットダウンされ、業務に集中できる  嗅覚アンテナ機能をOFFにしておける ・生産性が良い  「私、必要?」と思う、巻き込まれ議論の拘束から解放される ・出社、退社の移動時間がいらな

女性のキャリアについて.vol 17

家族や自分のために頑張っている人の中には、仕事をしている人もいれば専業主婦の人もいる。 時々こんな困りごとを聞くことがある。 「働くべき人が働らかない」 ここで言う「働くべき人」とは、成人して納税と労働の義務がある人を指している。基本的に自分で使うお金は自身の労働で得ることが筋である。「稼ぐ」手段ではない専業主婦も家庭を豊かにするための立派な労働だと言える。 金銭的に裕福かどうかは、生まれた家庭環境に左右される。しかし、どんなに貧しい環境であっても、大人になれば自身の道

女性のキャリアについて.vol 16

「物事に関しては合理的に判断して行動する方だ」 これまでいくつか受けてきた適正検査の類いでは、大抵いつも同じような結果になってしまう。 元々の素質は変わらないのだろうか。 良いか悪いはさておき 当然ながら同じように「そうもいかない人」もいる。 同調圧力に弱かったり、強調性があるがゆえに争いをこのまない人は「マインドを変えればすむ些細な話」に対しても、自身でコントロールができなくて悩み続けている。 指導者として話しをしてみると、こちらへの反応が前向きなのでつい「理解してくれ