何がそんなに腹立たしいのか と、問いたくなる程にいつもぷりぷりしている彼女。 何でそんなことで怒り出すのか と、不思議な場面で延々と燃え上がってる青年。 SNS、顔も知らないどこかの誰かの呟きと何日も何日も罵り合いを続ける友達 見なきゃいいんじゃない？ 怒りの感情というのは必要なものだ あのエネルギーはなにしろ爆発的に人を突き動かす しかし、逆を言えばそんなに撒き散らしていたら 燃え盛っていたら自分のエネルギーが枯渇してしまうぞ 言ってしまえば他人、そんな
6月が始まったばかりだというのに、台風2号の影響で猛烈な雨が降り続ける1日。 仕事帰りに立ち寄った駅ビルの魚屋さん。 天気のせいでお客さんはまばら。 対面の冷ケースにはぷりぷりの鰯と鯵がお昼寝。 私は魚の中では鰯が一番好きだ。 単純にうまい。そして調理が楽。 特にこの初夏の時期の鰯は産卵期に向けて脂を蓄えるのでどんな高価な魚よりも美味いと思っている。 名札には『塩焼き、フライに』と書いてあるが…うーん。 「刺身でも大丈夫っすか？」 顔見知りの店長に聞いてみる。 「全然いける
