見出し画像

幽霊の真実(仮)幽霊思考

幽霊について、いろいろ書いていますが
幽霊の情報よりも、重要であると言っていいのが。

幽霊思考(不安や悩みの答えを幽霊、オカルトに求める考え方の癖)です。
例としては、最近、不幸が続く、厄払いにいこうかな。
何か迷ったら、占いを頼る。
神頼みをしてしまう、など。

幽霊思考と
実は、これも自分が作った造語になります。
今から、簡単に説明していきますが
幽霊思考とは、自動思考の一つと考えています。
他の自動思考(思い込み、認知バイアス、スキーマ)とは
差別化、そして分かりやすくするために作りました。

幽霊思考を説明する前に

思い込みと、自動思考は、同じような例で説明されることがあります。
「様々な状況で、ぱっと思い浮かぶイメージ。」
「咄嗟に、思い浮かぶ考え。」
などがあります。

ウィキペディアでは
思い込みとは、深く信じこむこと、また、心に固く決めること。
自動思考とは、状況に応じて、非常に素早く自分の意思とは関係なく
自動的に湧き出る思考と、解説があります。

もう少し、詳しく説明すると

間違った、決断を下すのは、自動思考や認知バイアスと呼ばれる
無意識の判断が偏っているから。
これらの思考の癖は、何かを認識したときに、とっさに思い浮かぶ考え、思考のこと。

幽霊にを見たと認知する過程において
例として、深夜に、一人、家にいる時、隣の廊下で、自分以外の足音がしたら
この時、幽霊の足音と思う人、泥棒だと思う人の差が
どのような、自動思考(思い込み)を持っているのかを考えたときに
幽霊(オカルト)に答えを求める思考の偏りを持っていることを
幽霊思考を持っていると考えています。

幽霊思考(自動思考)は、人が進化する過程で
必要な能力として身につけたものです。
昔の人は、家もなく、獣に襲われるか、どうかを常に注意して
いざと言う時、素早く判断できないと
生き残れないため、危険や不安がどのような状況で起こるのかを
一連の流れで記憶(エピソード記憶)し、思い込み、自動で素早く動けるように備わったと考えられています。
防衛本能との関係がある。

もうひとつの理由として
人は、一日に判断、選択できる量は決まっており
一日約20万回(回数は諸説で違います。)の選択のため思考していると言われています。
その大量に選択を自動化するため、自動思考が生まれ
普段、人は積極的に自動思考を意識することなく使っている。
特に脳のエネルギーロスを、しないためと考えらている。

夜に、一人で家に居たりすると、幽霊に会うかもと
足音を聞いただけで、幽霊だと思うのは
幽霊思考が働いたからです。

人、それぞれにどのような幽霊思考をもっているのか
幽霊思考がどのように生まれたかを探ることで
幽霊発生の謎が解けるのではないかと考えています。

追加でもう一つ
幽霊を見たくて見ているについて少し書いておきます。

実は、どんな状況でも幽霊を見るのは、
本人が望んでいるのではないかと疑っています。

幽霊が見える原因は、必ず見える人の中にある

どいうことか、実は事前に、こんな時はどうするのかという
幽霊思考(自動思考)を持っていて
今回のように、深夜に、自分一人で居いて、物音が聞こえたら
幽霊だと思いたいという、思考の偏りが
無意識に働きかけていて
その状況が来ると、待ってましたと、幽霊思考が働くのではないか
つまり、パッと見ただけで、黒い影を見て
幽霊を見たというのも、事前にこれを見たら、幽霊を見たと言う
準備が出来ている。

しかし、これが無意識で行われていて、気づかないため
後で別で説明する予定の、受動意識仮説のなかで
意識は、状況、自動思考、感情、行動が行われた後
その一連の流れを記憶して、意味づけをするためのもの
と解説しています。

人は、幽霊を見たくて見ていて
無意識下で幽霊思考でこうなったら幽霊を見たという。
事前準備をしていて、その状況になったら
見間違いでも、幽霊を見たと思い込むようになっていて
幽霊思考を持っていることが
幽霊を見るための、条件である。

その幽霊思考を作るのは、幽霊の情報である。

簡単に、状況を書くと

状況自動思考感情、行動、身体という流れで

この中で、自動思考が一番早く、自分が感じたり、幽霊を見たと思うより早いのが特徴です。

更に詳しく

1,事前に、、その状況になったら、幽霊を見たという幽霊思考が存在する。幽霊のコア・ビリーフ(中核概念)自動思考よりも奥深いところにあって、心の中枢にある考え方のパターンではないかと推測する。
         ↓
2,状況(一人でいるはずなのに、自分以外の足音を聞いた。)
         ↓
3,自動思考(幽霊だろう)無意識に起こる、思考の偏り
         ↓
4,感情(怖い)、行動(焦ったり、硬直する)、身体(冷や汗、悪寒、鳥肌)
         ↓
5,最後に意識が、幽霊が近くにいると記憶する。

問題は、1~3までは無意識下で行われて、気づけない所。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

思い込みや、幽霊思考、意識(受動意識仮説)などがどのように
幽霊と関係するのかは、第3章にて、詳しく書いていこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?