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百花(邦画2022:菅田将暉、長澤まさみ、原作:須藤元気)

菅田将暉、長澤まさみ、原田美枝子。
原作は川村元気(世界から猫が消えたなら、億男といった小説)。
プロデューサーとしては、バケモノの子、君の名は。、何者、怒り、などたくさんあります。

「ストーリー」

認知症の原田美枝子と、その息子・菅田将暉。
よそよそしい関係は認知症に悩まされていたからではなく。。。ある出来事が関係していた。菅田将暉の奥さんに長澤まさみ。認知症の母を介護施設に預ける際に、菅田将暉は日記をみつける。

「見どころ」

ノワール風に見せられる映像と恋、そして震災は美しかったものと、決して起きてほしくなかった恐怖と不安を思い出させます。
ゆったりと、目を背けたくなる高齢化社会と、認知症の恐怖。テクノロジーの進化は理想を描くが望まれたものではなく空虚。
悲しく美しい物語。
夏の終わりにみるには、過ぎゆく夏に恋をしていたように切ない気持ちになりました。
内容は完全に原田美枝子の映画ですね。
長澤まさみはお客さん呼ぶためにキャスティングされたんでしょうね。
だって暗いんだもん(笑)


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