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【驚愕】2年間使用したiPad mini6をフリマに出品した結果


iPad mini6とのお別れを決断

以前の記事にも書かせていただいたとおり、自分はこれまでiPad mini6をこよなく愛していました。愛するが故、手帳やメモなどの機能も代替できないかと2年かけて試行錯誤してきました。

しかし、上記記事の通り、手帳やメモを完全に移行させるには、今の自分の使い方に対しては難しいとわかりました。
(わかった、というより、あれこれ試したけど、結果代替は難しいと渋々認めざるを得なかった、というのが実態に近いです)
それ以降、iPad mini6の万能デバイスに対する幻想が解かれ、熱が冷め、徐々に使用頻度が減っていきました。

手帳やメモ用途以外でiPad mini6を活用するという道も全然ありました。例えばkindle代わりの読書端末などです。しかし、iPad mini6が、エンタメ消費デバイスとしてこの上なく最適化されている点が逆に仇となりました。
どういうことかと申しますと、 iPad mini6はその取り回しの良さ故、YouTubeなどの動画を見る体験においては至高でである一方、至高すぎて時間が溶けていってしまうのです。
(iPadとファミリーパックのお菓子とソファがあれば、誇張ではなく永遠に退屈せずにすごせそう、なんて思いました)
そうした使い方しかできない自分に疑問を覚え、この度の持ち物厳選会議の結果、お別れすることを決断したという運びです。

フリマサイトに出品したもの

と言うことで、フリマサイトに出品です。買取業者におまかせするよりも手間はかかりますが、より高値で売却できます。いろんな人と駆け引きするのも楽しいです。
tipsですが、PCやスマホなど比較的高額な製品を出品する際は、メルカリよりYahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)で出品する方がお得です。販売手数料がメルカリの10%よりも低い6%に設定されているからです。仮に3万円の商品が落札された際、手数料は3千円から1,800円になり、千円以上の差が開きます。ただ、メルカリはアクティブユーザーが非常に多いので、出品してすぐに売れることも多々あります。この辺は商品に応じて見極めが必要ですね。

メルカリにしか登録してないよ、って方はYahoo!フリマにも登録しておくことをおすすめします。販売手数料が低い分、メルカリよりも安く販売されていたりすることもあるからです。売り手にとっても買い手にとってもお得なプラットフォームであると思います。
下記URLから登録いただくと500円分のクーポンがもらえます。(私もいただける旨、明記しておきます)招待コードは「SMULTF」です。一緒にお得になりましょう。

で、脱線しましたが、今回は早めに手放したかったのでメルカリに出品しました。出品したものは下記の内容です。
・iPad mini6 Wi-Fiモデル 64GB スペースグレー 付属品完備(購入額¥59,800)
・純正ケース(フリマサイトで購入 ¥2,000円ほど(定価は6千円))
・社外Pencil(¥2,000)

驚きの落札額

上記セットで最初は約8万円ほどで出品しました。少し強気の価格にしたのは、主観ではありますが状態が非常に綺麗であったこと、および発売から2年経っても人気の製品のため、強気の価格でもいずれは落札されるであろうとこれまでのフリマでの売買経験から判断したためです。もし反応が乏しい場合は値引きすれば良いだけですので、まずは高めでふっかけるのが常套手段と思います。
実際に出品後、やはりさすがに高すぎたのか反応は芳しくありませんでした。しかし、そこから1万円ほど値引きし、結果7万円ほどで落札いただけました。出品して1ヶ月くらいの時間でした。

ここで注意いただきたいのが、じっくり出品額を見ていただいた方はお気づきかもしれませんが、出品商品の購入時の合計金額よりも、落札された価格の方が高いのです!
なぜこのようなことになったかと申しますと、Apple製品に興味がある方ならご存知かと思いますが、昨今の歴史的な円安を背景に、2022年からApple製品は幾度か価格改定がなされています。iPad mini6も対象となっており、発売時の2021年9月から1年間で二度、価格にして¥19,000円も値上げされているのです。

iPad mini6の価格の推移
(https://hitonori-sumaho.com/iphone-ipad-neagari-hikaku/)

そして、現在公式のApple Storeで今回出品したiPad mini6と同一のモデルを定価で購入する際、2022年10月の価格と同じ¥78,800での購入となります。

2024.5月上旬の公式ストアでのiPad mini6の価格

価格が2万円近く上がったからといっても、性能含め製品に何ら違いはありません。単純に購入時期が異なるだけで、2万円以上も差が開いてしまっているのが実情なのです。その為、自分としては購入時の金額よりも高い価格で出品しましたが、落札される方の立場に立つと、定価で買うよりも安くいろいろおまけもついてきていいじゃん、となり交渉成立となったものです。

最終的な自分の手元に残る金額は、落札額から販売手数料のほか、送料なども引かれますが、それでも購入金額とトントン、あるいはちょっと得したくらいで着地することになりました。
これってかなりすごいことだと個人的には思っています。なぜなら、2年間、¥0で最新デバイスを使い倒させていただけたからです。冒頭のエンタメ鑑賞はもちろん、果たせずに終わりましたが、iPadを活用したノートや手帳の使用方法についても、試行錯誤の過程で知識や使用法はしっかり身につきました。また、iPad版DaVinci Resolveの操作方法なども少しですが触ったりしてきました。要は、大袈裟かもしれませんが、¥0でタブレットを使用するスキルも同時に習得させていただいたのです。

今月7日のAppleイベントでは新型iPadのお披露目が予測されています。iPad miniの新型モデルについては未知数ですが、発表されると旧モデルとなるiPad mini6は値下げされます。イベント前のこの時期に落札されたのも、個人的にはラッキーであったと感謝している次第です。

まとめ Apple製品は資産性が高い

今回の件を通して、よく言われることですが、Apple製品のリセールバリューの強さを改めて感じました。円安が止まることを知らない今、株やゴールドなどの資産に加え、実用上の理由以外としてApple製品を資産として持つのもいいかと思いました。

歴史的な円安で円の価格が160円を突破する昨今、これ以上円安にいかないと言う保証はありません。むしろ、経済的なバランスを見ると、より円安に進んでもおかしくなはい状況と考えています。
このような状況の中、Apple製品は(Apple製品に限りませんが)、欲しい!と思った時が買い時だと思います。なぜなら、その瞬間は物欲をやりすごせても、また時間が経った後に欲しくなった時、最初に購入を検討した時よりも価格が上がっていた、という事態は普通に起こりうるからです。

買い物に関する鉄板フレーズ「悩む理由が値段なら買え、買う理由が値段なら止めておけ」にかけて言うと、「買わない理由が値段なら、後で余計に悩むかも」になるでしょうか。
ネットができて、時間もわかり、デザインも良く、資産にもなる。
Appleはおいしいりんごですよほんと。

2年間本当にありがとうございました
(画面に表示されるのがgoodbyeではなくhelloなのもまた一興)


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