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幸せは自分の心が決める

           №191
           2023.12.16
                  「幸も不幸も、勝ちも負けも、成功も失敗も、敵や味方も、全部自分が決めている」      (小林正観)

全部自分が決めているということは、幸せとか不幸とかというものは、まったく宇宙には存在しないということです。
仏教でも一切法は空であり、諸行無常、諸法無我と説かれますから、同様です。
「人間万事塞翁が馬」のことわざ通り、一見不幸のように見えても、振り返ってみると幸せの前兆だったり、幸せと感じたことが不幸の入り口だったりします。幸も不幸も、自分がそう判断しているだけなのです。

私は昔、一時停止の取り締まり現場を中途半端に通過したことがありました。自分的にはグレーかなと思いましたが、無事通過できました。心のなかで「良かった」と思ったその2時間後、交通事故を起こしたことがありました。
もし一時停止で捕まっていたら、その後の交通事故は存在しません。
結果が分かっていたら、一時停止で取り締まられた時に「ありがとうございます」とお礼を言ったことでしょう。
一寸先は、誰にも分からないのです。

「人生は心一つの置きどころ」
          (中村天風)
どんなことでも、自分が「楽しい」と思えば、その瞬間に楽しいことになります。
「嫌だ」「つらい」「不愉快だ」と思ってしまうから、嫌になり、つらくなり、不愉快になるのです。

目の前に現れた出来事に対して、「楽しい」「うれしい」「ありがとう」「幸せ」と受け止めていきたいと思います。

    最後までお読みいただき
      ありがとうございます

#小林正観 #中村天風 #幸せは自分の心が決める #人間万事塞翁が馬 #人生は心一つの置きどころ #身延山高校 #身延山久遠寺 #日蓮宗

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