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思いは言葉で伝える

 思いは言葉で伝える
          №172
        2023.03.01

ラーメンを食べたいと思っていたのに、注文のときにきつねうどんの張り紙が見え、思わず「きつねうどんをください」と言ってしまった。「心」は99.9%ラーメンだったのに、口から出た言葉は「きつねうどん」。
注文を受けた人は、「きつねうどん」という言葉を信用し、きつねうどんを運んできてくれます。「私」の「心」を酌みとり、ラーメンを運んでくれることはありません。
また、家族や友人などに、心の中で「いつもありがとう」と感謝するよりも、「ありがとう」と言葉にすることで伝わり、相手も喜びます。
言葉は「心」よりエネルギーが強いと言えるでしょう。
(小林正観『脱力のすすめ「おまかせ」で生きる幸せ論』イースト・プレス)

「こんなに思っているのに」「こうしてほしいのに」「イヤなんだけど」・・・心につのる思い
「相手に伝われ!」と心の底から訴えても、残念ながら、思っているだけでは相手には伝わりません。
たとえ表情で訴えたとしても、「そうなのかなぁ」とは感じられても、真実が伝わっているかどうかは微妙です。
イヤなのに、ニコニコしてしまったら、もう最悪です。

「言葉は言霊」
言葉に出すということは、時に勇気が必要かも知れません。
しかし、自分が自分らしく生きるためにも言葉は必要です。また、あなたの発する言葉が、相手への感謝の気持ちやプラスとなる内容であったならば、受けた方の喜びは如何ほどでしょう。
心のこもった言葉を発していきたいものです。

ただし、相手を悲しませたり、苦しめたり、傷つけたりするようなマイナス言葉は例外ですよ。

   最後までお読みいただき
                ありがと うございます

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