夫の落胆

色々やっても赤ちゃんが泣き止まず、家事を終えた私が見守り交代を申し出たとき、いつも頼れる夫が戸惑いながら、がっくりと肩を落としていた。
今日は直ぐ寝てくれるかも！と期待していたけれど、実際はいつもよりも酷い寝ぐずりにあってしまったためだった。
助産師さんに赤ちゃんをみてもらった日中は、赤ちゃんがご機嫌で、色々アドバイスももらえて期待が膨らんでいたからみたいだった。

私の困惑

いつも私は夫を頼っている。妊娠してからは判断力が鈍っていると感じたり、判断基準にブレが出たりしたので、頼る傾向が強くなっていた。育児も、かなり積極的にやってくれているので、凹んだりしないと思ってた。

でも今が転換点かもしれない。夫は泣き声に弱くて、途方に暮れる時がある。寝不足だと特に弱い。一方私は、赤ちゃんに対しては割と対応力がある方みたいで、自分の判断で動くことができる。寝不足なときは、適当に力もぬける。

夫が落胆し戸惑ったとき、私はまず初めに困惑した。そんな夫の姿を見たことがなかった。

二人で子育てをする意味

育児の楽しみは、赤ちゃんとの関係構築だけではなく、夫の心より深く知る機会でもあると感じた。子供を授かった場合、二人で子育てをすることは、夫婦生活を長く続けるためにとても意義のあることだと感じた。
私達の場合は、お互いを頼りに、自分の弱いところを伝え合える関係を新規構築できそうだ。これは、心身に変化が出始める時期にとても需要な関係性だと思う。

赤ちゃんのお世話は大変で、後悔の文字がよぎることもあったけど、明日からも頑張れそうです。