見出し画像

中土佐町久礼でお仕事

今日は中土佐町久礼で打合わせ。久礼といえば大正市場ですよね。打合わせは午後なので少し早めに会社を出て久礼で食事をしようかと。

久礼大正市場

久礼大正市場

5月には「かつお祭り」も開催さればかりで、大正市場は初がつおで盛り上がりをみせています。

市場といっても商店街の風情で端から端まで100m足らずの小さな市場ですが、近くにある「黒潮本陣」と並んでメディアにもよく登場したり県外から訪れるお客さんも多い市場です。


が...。

本日は定休日...。

水曜日は定休日


市場の入り口にある八百屋さんと山本鮮魚店さんだけ営業しているようです。土佐久礼を訪れて食事をするなら個人的には大正市場かもうひとつの選択肢です。きょうはもうひとつのお店もお休み。最近は食卓にかつおが並ぶ日も多いのですが、せっかくなので山本鮮魚店さんで食事を取ろうと思います。

リニューアルされたばかりの店舗

他のお店が開いてないのもありますが、満席です。入り口のボードに名前を書いて待つこと20分くらいで入店です。

この子も順番待ち?

メニュー


待ち時間のあいだに注文を決めていたので海鮮丼を注文です。
今日の海鮮丼はその日の仕入れ内容によって変わります。今日はこんな感じ。
・生かつお
・まぐろ
・あじ
・いか
・かんぱち
・はまち

忙しいようで10分くらいして着丼です。

950円なり
新鮮!

新鮮で美味しかったですよ。


第一津波避難タワー 愛称 純平タワー

第一津波避難タワー 愛称 純平タワー


しっかりお腹も満たされので駐車場に向かいます。打合わせの時間には余裕があるので大正市場からの帰りは避難タワー経由で駐車場に向かいます。

大正市場方面からスロープで避難タワーへ

久礼漁港にもう1棟あります。愛称は八千代タワー。それぞれの愛称は高知出身の故青柳祐介さんの漫画「土佐一本釣り」の主人公とヒロインの名前から命名されています。


今後30年以内に発生する確率が約70〜80%と言われる南海トラフ地震。東日本大震災以降、機関施設は高台などに移転が進む中、近隣の住民避難のために建設された施設です。全国に約500棟くらいあるうち約100件近くは高知に建設されいて、さまざまな形があるようです。

手巻き式ゴンドラや雨水貯留装置、太陽光発、屋上にはヘリポートなどもあり避難施設としての機能が充実しています。

本来の機能とは違いますが、第18回公共建築賞「公共建築賞・優秀賞」を受賞しています。その他にも2016年にはグッドデザイン賞も受賞しています。機能だけでなく町の景観を損なわないデザインも重要ですよね。

▽公共建築優秀賞

▽グッドデザイン賞


▽避難タワーの詳細は下記のリンク(PDF)を参照くださいhttps://www.town.nakatosa.lg.jp/download/?t=LD&id=112&fid=7624


ここからは写真多めで施設案内です。

スロープからタワー2階へ

施設内は飲酒・喫煙はNGですが、一般開放の施設です。ベンチもあったりして昼食をとっても良いし、夕涼みなんかもできます。緊急時だけの特別な施設ではなく近隣住民の方々が親しみのある施設のほうが緊急時の頼りになる気がします。

3階 平面図

飲酒や喫煙はNGですが、だれでも利用でき、ベンチに座りながら潮風を感じるのも良いですね。

倉庫兼トイレスペースにはお米や資材が保管されている


こちらの倉庫には飲料水や毛布を収納


3階から海を望む


この穏やかな海がいつか牙を剥く日がくるのか...。

実際、津波が来たときにパニック状態でここまで上がって来られるか自信はありません。

何度もテレビで流れていた東日本大地震の映像が脳裏に浮かび、怖い気持ちになります。


久礼八幡宮を見下ろす


全景



施設概要


いつもよく見る施設ですが、立ち入ったの初めてでした。他の地域に
行った時はその地域の避難タワーに寄ってみるかな。

それでは打ち合わせに向うとします。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?