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あなたのキャリアは誰のもの?今こそ知りたいキャリアオーナーシップ

年功序列や終身雇用。
これまで当たり前だと考えられてきた日本の古き企業体制はすでに崩れつつあります。
従来の雇用モデルが終わりを遂げて、新卒で入社した会社に定年まで言い従うというのは、もはやありえません。
そんな時代だからこそ意識しなければならないのが、キャリアオーナーシップという概念です。

キャリアは皆さんご存じの単語だと思いますが、オーナーシップについてはどうでしょう。
英語でownership。持ち主を表すownerと船のshipが合わさった言葉で、所有権という意味になります。
つまりキャリオーナーシップとは、自分のキャリアは自分が持つ。キャリアの舵を他者に任せず、己で作り上げていくことです。

「そんなの当たり前じゃないか」と思った方もいるかもしれません。ですが、よく考えてみてください。
冒頭で紹介した年功序列、終身雇用といった体制では新卒で入社した企業に自らのキャリアを全権委任している状態です。
ただただ人事の評価と年齢という基準で、昇進や異動を突きつけられるばかりでした。
それが、かつての体制が崩れて能力重視となった今の社会では突然、「自分でキャリアを考えて築き上げろ」と権限を突き返されたようなものです。

特にこのキャリアオーナーシップはミドルシニアの世代にこそ、学んでいただきたい概念です。
「ITに強い若い子が入ってきたから場所を奪われてしまった」
「新卒からずっと籍を置いていたのに早期退職を薦められた」
実は今こんな悩みを抱える50代が多いといいます。
社会人になった当時と今ではあまりにも常識が違いすぎます。一度キャリアオーナーシップの概念を勉強して、自らの未来を見つめなおしてみませんか?

「もう50代」から「まだ50代」の時代へ現代は変化しつつあります。
今の年齢から全くの異業種に飛び込むミドルシニアも最早珍しくないのです。
こんな時代になったからこそ、今一度一緒にキャリアについて学びましょう!

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