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2022/7/29 いわきご飯街道

8:30 ヘキレキ舎到着,忘れ物に気づいて一度帰る
9:00 ヘキレキ舎到着,勤務開始
午前 海と日本プロジェクト inふくしま の情報収集と記事の執筆。
お昼 私が3人分(ヘキレキ舎の理虔さんと,アシスタントの前野さんと私)調理して提供
午後 海と日本プロジェクト inふくしま の記事を執筆する。
夜 ビア博

一日デスクワークだったが,あっという間に時間が過ぎた。この日の大事な場面はご飯を食べる時間である。

まずお昼ご飯から。理虔さんから鯛めしセットを使って鯛めしを着くってほしいとのオーダーをいただくので調理する。他に,「みみみプロジェクト みんなのさかなげっと」,お味噌汁,なす+チーズ+出汁パックの中身のおつまみの3品を作った。

無洗米+入れるだけの鯛としょうが+最後に合わせるバターとゆず=ん〜〜〜まい〜〜

調理はとても簡単で,それでいて本当に本当に美味しい鯛めしだった。このご飯を美味しいって思える文化に生まれ育って幸せだと思った。上品だけれど深さのある鯛だし,アクセントのゆず,全体をまろやかに包むバター,本当に最高のマッチングでした。出汁パックの方は試作ということでこれからもっと美味しくする方法を考えていきたい。

夜はビア博へ。左のリンク先はfacebookである。余談だが,いわき市で地域で活動されている方で私がご挨拶させていただいた方は基本的にfacebookのメッセンジャーでやり取りをし,イベント告知もfacebookが多い。

ビア博にゲストハウスのメンバーで向かったが,その前におすすめの日本酒のお店があるとつれられたのが,いわき駅近くの「さわきやさん」。

外観からしてこだわりがありとても素敵
100円で試飲ができる。手書きのメニューがまた素敵。

画像の右三つをいただいた。一番好きだったのは会津中将の夏吟。透明なこのお酒は清らかなお水にようで,スルスルと飲めてしまう。料理に合わせて,というよりもこれだけで美味しくいただきたいなと思った。ささまさの夏のにごりは白く少しにごっていて,甘めで(私の感覚だと)たーくさん飲むのは難しいけれど,ちびちび飲みたいなという感じ。笊(ざる)は,なんとにごり酒と炭酸水を1:1で割って飲むスタイル。味をはっきり感じるタイプでごくごくと本当は飲みたいところだけど,少しずついただいた。

飲み終わった後,ビンを保管している場所に入れていただき全国のいろいろなお酒を少し紹介していただいた。掲載しても良いですよと言っていただいたので下に写真を掲載する。

少しひんやりした室内。京都に行くときはいいところ教えてあげるからいいな!と
言ってくださっている場面

そして,ようやくビア博へ。チケット制で,色々なお酒とおつまみを堪能できる。浮かれ過ぎて,ソーセージを焼くところしか撮れていない…

ソーセージがジュ〜〜って焼かれていました

食は人と人を簡単につなげてしまう。その人がどんな毎日を送っているのかとか,どんな仕事についているのかとか,どういう悲しみを背負っているのかとか,何も知らなくても一緒にご飯を食べてご飯の感想を言い合って,いい時間でしたねと言って終わることができる。ご飯は生きていくために,死なないために食べるものだけど,美味しいものを食べるとエネルギーが補填されるし,美味しいねと言い合っているだけで幸せな気持ちになるし,時には人と会う時の口実にもなる。そして,異文化との出会いもご飯は良いとっかかりになる。政治的には分断されている国同士もご飯はお互い食べていることだってあるかもしれない。人の三大欲求はそう簡単に打ち破られない。美味しいものを食べたい,食べるのが好きってこれまでも言ってきたけど,またちょっと違った意味も込めてこれからも言い続けたいと思う。

私はご飯を食べることが大好きだ。人とコミュニケーションを円滑にするためにご飯に行くことももちろんあるが,大前提として,私はご飯を食べることが大好きなのだ。多分それは料理を毎朝,毎晩(土日はお昼も)手作りで作ってくれていた母の影響もあると思う。毎晩,ご飯とお味噌汁以外におかずを4〜5くらい作ってくれていた。誰にでもできることじゃない。外食に連れて行ってくれていた父の影響もあると思う。お祝い事の時には外食のことも多かった。両親からご飯という場を通じて愛を感じていたから,ご飯を食べるのが今も好きなのかも。

余談 少し言い訳めいたことを言うと,本当に美味しいものを目の前にするとカメラのシャッターを押すことなど全く忘れて一口食べてしまう。そして「やば」と思って角度を変えて何事もなかったかのように撮り直すこともある。画角ちょっと変だなと思ったら察してください。

ビア博の後は,いわき駅前をよく知るゲストハウスの一人の子が色々と案内してくれた。夜のパフェも食べた。そしてこれまでも何度かお世話になっているFAROで宿泊。言うことなしの華金でした。

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