スチルショッツ

令和についていけないUI/UXデザイナーの備忘録

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令和についていけないUI/UXデザイナーの備忘録

最近の記事

今が一番つらい時期だから日記を書く。

隣に住んでいる好々爺が孤独死をしました。 心臓を悪くし、私が気付きました。 私の棲む町は落ち人が多く住む場所、街です。 友誼を図った人々の訃報を毎週のように聞きます。 凄惨な死の光景だと察します。 独りで死ぬのですから。 私は幼いころから極度の崩壊した家庭で残飯の滓を食らっていきてきたの で、苦手な食べ物が熱いものです。甘いもの以外の味覚がわかりません。 友と会うたび、金の重み、与えられたものの違いに驚きを感じます。 最近はお前が死ねばいいのにという夢ばかり見ます。 私

    • ひきこもりの支援の難しさ

      私の家は貧乏で将来を決断する余裕がない家でした。 それなので、幼くしてネグレクトを受けていた幽鬼のような私は10代のうちから世帯分離をして福祉の支援を受けながら自立した生活を送った方がよいと助言を受け、それに従い若くから貧乏をしながら独りで生活を送ってきたのですが、厄介なことに、半壊した私の故郷の家には妹と頭のおかしい母がおり、妹は14年間ひきこもりの生活を送っていました。 私は十代の頃に上記のようなおかしな家の教育方針「兄には飯も教育の機会も与えず見えないもの、比例して妹

      • 最近の日々思うこと

        ただ生きるだけということがどれほど難しいか毎日実感しています。 子どもの頃は何もかもが色彩豊かに映り、日々は音楽のようでした。 そこから不幸が重なり、大切な人やものが一つ一つなくなっていき、人生という小説の前章はつらいことばかりで何度か海に飛び込もうとしました。 ですがどれほど失っても、どれほど傷ついても私たちは必ず眠ります。 眠ったら回復します。心の傷も時が癒していきます。 私は矜持とか、こだわりとか、権威には興味がなく、美しい時間、気持ちがいいときを何より愛する享楽主義

        • これからデザイナーになりたいと思う方へ読んでもらいたい私的なお話 Vol.1

          ・給料が安い ・理不尽なダメ出し ・残業が多い ・学びにゴールがない ・仕事は地味 ・孤独な作業 ・奇人変人だらけ ・応募が多く採用されずらい デザイナーの仕事はこんな感じです。 私は過去、福祉の大学で学び、社会福祉士の国家資格を得られたので、20代は福祉関連の仕事をしていました。結果的に福祉の仕事は仕事に対しての賃金が低すぎて、応募数も低く、特別養護老人ホームが”終いの棲み処”と呼ばれるように、同じ従業員同士がいじめあったり、乱暴な言葉を使ったり、しごきがあったりと、サン

        今が一番つらい時期だから日記を書く。

          人間関係のはなし

          私の好きなゲーム、女神転生SERIES。 物語の中で主人公は荒廃した東京で神話に出てくる悪魔と戦い、東京を収めていきます。主人公はもともとただの人であったので、神話に出てくる悪魔と戦いながら、同時に仲間=仲魔にすることができます。 しかし、仲魔にするにはこちらも対価を支払う必要があります。お金から体力、精神力、思想の同調、良き問答、こうした条件をパスしていき、ピクシーからインドのシヴァ神まで悪魔を使役することができます。 女神転生3Nocturneは素晴らしい歴史的な作品でし

          人間関係のはなし

          ただのひとに戻れたらいいねというお話

          私の趣味であるゲーム、FINAL FANTSY SERIESの中にはジョブというシステムがあり、ジョブ毎に前線で戦う戦士から後方支援を得意とする魔法使い、妨害、補助、特殊な役割をする忍者や召喚士まで色々なジョブがあり、各々が活躍をして、大きな敵と戦います。 しかし現実はゲームに非ず、私たちの社会はこうしたロール(役割)に重要性、重きを持ち過ぎではないでしょうか。それこそ心身を壊したりするほどに。 かつて昭和の時代は無意味な時間に溢れていました。 「俺の酒が飲めないのか」「ち

          ただのひとに戻れたらいいねというお話

          過去にしばられてはいけないというお話

          強い薬の処方が必要となり、産みの親と会う機会がありました。 私は仕事を辞めてから保険や貯蓄を切り詰めて暮らす貧乏な身であり、MEGAドンキで128円のバナナが打っていても、業務用スーパーで50円のお勤めバナナがあればそこまで迷わず駆けつけていきます。 異性からはドン引きされてしまいそうですが、一人で過ごす日にはかなりの節約家だと思います。 しかし、今日ははっきりと強い意志で銀行からお金をおろし、「一言も喋らずこの書類にサインをしたらここにある札を好きなだけ取っていい」と告げま

          過去にしばられてはいけないというお話

          常に挑戦しなくていけないなというお話

          先日辞めた会社には4年間いました。 自由で厳しい規則もなく、現場責任者のディレクターがコミュニケーション苦手主義なので、集まった少数の人たちが自分を厳しく律していれば、非常にいい雰囲気の会社でした。 ただし、私はその会社に4年間いたこと、二十代の後半から三十代の入り口、その組織に所属し続けてしまっていたことには少し後悔しています。 理由は会社の中でデザインの仕事をしていて、自分自身のキャリアを成長させたり、どこか著名な会社の外面的なデザインを手掛けることもなく、”記録”を残す

          常に挑戦しなくていけないなというお話

          この夏、うつが再発しかけたはなし

          会社を辞めて一週間程経ちますが、辞める春までは本当につらいことが続きました。そのさ中で付き合いの長いお医者様より「二回目のうつではないでしょうか」と言われました。 うつ病は、気分障害の一つです。一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。気分障害には、うつ病の他に、うつ病との鑑別が必要な双極性障害(躁うつ病)などがあるようです。

          この夏、うつが再発しかけたはなし

          大人になって会社を辞めたはなし

          こんばんは。 勉強用にノートPCを買ったので、スタバでNoteを書こうと思いました。 ちゃんと再開しなおすための備忘録、Twitterでは書ききれないことの補足的な日記のようなもので、いつもいいねを押してくれる人の目にでも届いていただけたら嬉しいなと思っています。 私は4年ほど前にみなとみらいにできた小さなITコンサルタントのベンチャー企業に、最初のアシスタントとして入社しました。 当時はワンフロアの社内にディレクターと私の二人しかいませんでした。 むき出しの真っ白い会社を

          大人になって会社を辞めたはなし