インド中長期活動報告(服部由季さんより)8/7~9/7



はじめに

私は大学3年生の夏休みの8月上旬から9月上旬の1か月間インドのマイソールにあるNGOでボランティアをしました。そのNGOは貧困を理由に学校に行けなくなった子どものために学校を開いて、授業をしたり、スラム街で過ごしているストリートチルドレンに学校に誘う活動をしています。マイソールの地域ではスラムエリアがあり、多くの子どもが学校を辞めてしまいます。スラムに住む人は地元の言語しかわからないので英語での会話はできなかったです。でも、グーグル翻訳を使うこともできました。
NGOのスタッフは優しい方が多く、丁寧に活動など教えてくれました。地元の大学生もフィールドワークで来ているので交流もできます。

生活面について

私は整腸剤を持ってきていたので毎食後に飲んでいたのと屋台の食べ物は食べないようにしていたのであまり下痢にはならなかったです。
インドでは8月9月は雨期ですごく暑いというわけではなかったです。ちなみに、雨は夜のみ降ります。ちなみに夏は4月5月6月だそうです。
普段はホストファミリーの下で過ごしていました。家の中はwifiがなく、ねずみやトカゲがよく出ます。その生活も慣れました。そして、毎日カレーライスです。露店ではフルーツジュースやチキンが安く売っているのでそこでビタミンやカルシウムを補充していました。

インドの現状について

大抵スラムで過ごしているのはムスリム系の家族です。彼らはコーランを信じているので、ヒンドゥー教である公立学校にはスタイルが合わずやめてしまいます。結果、学校に行かなくなりまともな仕事に就けず貧困に陥ります。彼らは乞うことでお金をもらえるのでそれで満足してしまうか、親が家事や幼い子どもの世話をするために親が子どもに学校を行かせない家庭もあります。そのため、スラム街では、教育の重要性を訴えることや子どもを働きに雇っている人に対して注意をしたり、NGOが少額で提供している学校を勧めたりしていました。

最後に

活動期間は1か月でしたが、あっという間でした。ボランティア機関はあらゆる活動を取り組んでいたのでなかなか私が目的として行ったストリートチルドレンや児童労働の撲滅の活動に焦点を当てることはできませんでした。しかし、スタッフの方が詳しくインドの社会や現状を教えてくれました。私自身、発展途上国に行くのは初めてでしたが、詐欺の例をYoutubeで調べていたのでトラブルはありませんでした。あと、スーツケースではなくバックパックを持っていたので移動が本当に楽でした。


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