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もうじき浜松市の区再編に伴う新しい区名が決まる。

浜松市では、行政区画の再編に取り組んでいます。たくさんの区割り案が検討され、そのメリット/デメリットが議論されてきました。その間も市民への説明や投票やアンケートなど、丁寧なコミュニケーションが図られてきました。

最終段階は、A区/B区/天竜区の3つに分けて、A区とB区の名前を決める。

A区/B区/C区の割り案。C区は今まで通り天竜区に決定済み。(出典:浜松市ホームページ)

名前は、単なる識別名だから何でもいいじゃん?名前を付けた子供、製品、地域のこれからに何らかの影響を与えます。地域の名前は、地域に住む人が地域を知り、地域に愛着が持てる名前が良いと思います。
また、できるのであれば、浜松じゃなくても通用する名前は避けてほしいです。読みやすい、呼びやすい、地域歴史や産業の特性が感じられ現れて、ユニーク。そんな名前が、長く愛されるのではないでしょうか?

区名候補の募集が行われ、事前に設定した条件で絞り込まれました。

当初の5案に2案追加されて、市民アンケートが実施されました。


区名候補の詳しい理由が公開されていました。

とても丁寧に理由が説明されていました。選定過程での苦労もうかがえます。

私は、A区に「奏区」、B区に「浜名区」を投票しました。

区名応募には、その地域にゆかりのある名前が良いと思っていましたので、A区に「遠州区」、B区に「奥浜名区」を申請しました。B区を奥浜名にしたのは、浜名郡由来の名前ですが、浜松市も浜名郡に含まれる地域でしたので、対象範囲が浜名郡の一部に当たるので、「奥」を付けました。市政移行前は、A区+B区でほぼ浜名郡でした。本音は、「浜名」が良かったんですけね。浜名という候補が残ってよかったです。

「浜北」という地域名にこだわりのある方もおられると思いますが、「浜松の北」という意味ではありません。浜名地区と北浜地区が中心となって合併してできた市なので「浜北」と命名されたと思います。今回、候補に挙がった「北浜」は、「浜松の北」という理由らしいですね。
なお、浜名地区が「浜名」なのは、小松+内野+平口が集まった小野口村が町制に移行した時「浜名町」になったからです。「北浜」の由来はよく知りません。

施行は、2024年1月1日です。もうすぐ結論が発表されるものと思います。浜松市民がどのような名前を希望したのか、何が選ばれるのか、楽しみです。

タイトル画像は、「区名アンケートチラシ」から一部分を抽出させていただきました。

2022年10月26日アンケート結果発表


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