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「熱狂をそとへ」 4年丸山喬大

Noteの日程が出たときは何を書こうかとわくわくしていた日も懐かしく

気が付けば、リーグ戦の中断期間が明け

続々と4年生のNoteが出されていくと

大学サッカーの終わりが近づいていると実感する。

インカレの出場も最終節を残し決定し
最終節も勝利で終えることができた。

開幕戦の拓殖大学戦が昨日のことのように思い出せるほど
あっという間にシーズンが終了した。



今シーズンは
20年にぶりのインカレ出場
関東社会人リーグ、大会 初昇格・初優勝
Iリーグ 全国大会初出場


多くのカテゴリーで結果が出た。
シーズン開幕前に誰が予想できただろうか。


昨年、18年ぶりの関東1部リーグ昇格に続き
今年、20年ぶりのインカレ出場。
日本大学サッカー部は
確実に大きな成長を遂げている。
大学入学時よりも日本一が現実的に見える位置で
日本一を狙えるチャンスがある。
ここまで成長することができたのも
多大な先輩が残した文化や伝統のおかげです。
また、
入学当初は新型コロナウイルスに見舞われ
思うように活動ができない日々と
いつ活動が止まってもおかしくない状況のなかで
多くの方々のご尽力があり
リーグ戦や大会を通し、試合を行うことができ
活動することができました。
関東大学サッカー連盟をはじめ
試合をしてくださった大学
会場提供、運営をしていただいた方々に
感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。




帝京長岡高校出身
総務 4年 丸山喬大





日大に愛を持てているのか。
最近になって考えることがよくある。


高校時代は同期にプロ入りが決まった選手が多く、チームの成績も良かったことから見てもらう機会が多かった。
結果、選抜に選んでもらい自信をもって大学に入学した。

開幕スタメンで順風満帆な大学サッカー生活が始まると思っていた。
でもふたを開けてみれば、高校時代に通用していたことが通用せず徐々に徐々に出場機会を減らしていった。

一方で、ピッチ外では、
1.2年の時は特に大変だった。
自分たちの代は仕事ができる集団ではなく、仕事のミスで怒られることが多かった。
時間も守れない、掃除もできない、準備も遅い。そんなことが続き
ピッチ内だけでなくピッチ外でもストレスを抱えることが多くなった。
気づけば段々と愚痴や不満は増えていっていたかもしれない。




当時は間違いなく日大への愛はなかった。




学年が上がり、3年になった時
シーズン序盤はなかなか勝ちきれなく勝ち点を積み上げれなかったが、シーズン後半になるにつれて途中6連勝をはさみ、昇格がかなり現実的なところまできた。

この頃から自分の出場や活躍よりも勝ちたい。昇格したい。という気持ちの方が強くなった。

関東大学サッカーリーグ 最終節
勝利し18年ぶりの1部昇格が決まった。
みんなで勝利を昇格を喜び合えた。



日大への愛は確実に芽生えてきた。



日大への愛が芽生え始めたとともに
この時にこんな不安も生まれた。





「心からこの学年で喜ぶことができるのか。」





先ほども話した通り仕事はできる学年ではない。
準備も遅いし、片付けもしないし、真面目な時でもふざけてるやつばっかりだし
正直、好きではなかった。
何でわかってくれないのかなと思うことが多かった。


3年生の時は当時の4年生と仲良くしてもらうことが多くて、同期と一緒にいる時間よりも先輩といる時間の方が圧倒的に長かった。
でも、4年になって4年との時間も自然と長くなって話すことも多くなっている気がする。自分が思っている以上に仲間思いで、サッカーに誠実な奴が多くて、
何がきっかけというわけではないが、徐々に、なんでわかってもらえないのかなと思っていた感情は、自分がわかってなかったんだなという感情へ変化した。



バス代の2,000円を払って応援に来てくれる仲間がいて、ものすごい雨でも声を出してくれて、点差がついたら声が小さくなってしまうけど、試合を重ねるたびに応援の声も大きくなり、バリエーションも増え、個人歌まで出来上がってきて今はほんとうに感謝しかない。



一番変化を感じたのは、
11月5日 関東社会人サッカー大会2回戦
個人的には1番良い応援だった。
全員が声を出し、みんなで勝利を喜び、分かち合えた。
関東社会人2部リーグに昇格したわけではないし、自分が出場していなくても、関東1部リーグに昇格したときと同じくらい心から嬉しかった。


同期・4年への愛を一番感じた瞬間だった。



今は、みんなが思っている以上にこの学年が大好きでこのチームが大好き。


あの社会人リーグでの喜びを


この4年の熱狂を


このチームの熱狂を


ここでとどめることなく


より多くの人熱狂できるように。


最後はみんなで笑って終われるように。


必ず日本一を取って終わろう。







今週からIリーグ全国大会
12月7日からインカレ
が始まります。
この二つの大会で日本一を取るチャンスがあります。
応援が私たちの力になります。
現地でも応援可能ですし
YouTubeでもライブ配信をしています。
多くの熱いご声援よろしくお願いいたします。








さいごに

日本大学サッカー部の総務を通じて
多くの方々のご尽力があり
練習、試合、大会が行えてることを
より実感しました。
私には常に
ともに高めあえる仲間がいて
素晴らしい指導者がいて
力をくれる友人がいて
何より、不自由なくサッカーができたのは家族の協力があったからです。
いままでは直接感謝を伝えることはなかったので
最後くらいは次あったときにたくさんの人に直接感謝を伝えます。






読みづらい部分も多くあったかもしれませんが最後まで読んでいただきありがとうございました。
この素晴らしいチームを最後まで応援よろしくお願いいたします。

丸山 喬大(まるやま きょうた)

〈経歴〉
新潟トレンジャーズFC→帝京長岡高校

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