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「3つの言葉」 二年 中村 健人

今回、noteを担当させて頂きます、三重県立四日市中央工業高等学校出身、文理学部体育学科2年の中村健人です。

自分なりに一生懸命書いたので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

・「魔法のトレーニングなんてない」

・「勝負の神は細部に宿る」

・「人事を尽くして天命を待つ」

これは高校時代の監督である樋口士郎さんが言っていた言葉です。

今回はこの3つのテーマについて書いていきたいと思います。

それでは参ります。

“魔法のトレーニングなんてない”

何か1つ特別なトレーニングをしたからサッカーが急激に上手くなるなんてことはない。
だから、毎日の練習を常に100%でやることが大事であるということ。
調子がいい時は誰だってできる。
でも、調子が悪い時こそ本当の自分が試される。
暑い日・疲れている日・足が痛い日だってある。
どんな日でも良い選手は100%で取り組む。
高校時代1番上手い選手が1番練習をしていたし努力していた。それを見て周りの選手も負けじと練習する。これがチームの底上げになっていた。

大学に入学し、1年半が経った。
今年の僕の目標は、関東リーグに出場し点を取ることである。日本大学サッカー部員113人の中で試合に出れるのは11人。同級生や1年生が試合に出ているのを寮のテレビで見ている時はものすごく悔しい。チームとして勝って欲しい気持ち。だが、試合に出ていないから勝っても正直に喜べない気持ち。負ければ自分にもチャンスが回ってくるのではないかと期待してしまう気持ち。いろいろな葛藤がある。でも、僕が関東リーグのベンチに入れてもらえただけで喜んでるくれる人だっている。

色々な人の支えや応援があってサッカーができる喜びを感じると同時にもっと頑張らないといけないという思いが強くなる。自分が試合に出るためには、今、試合に出ている人よりも練習しないといけない。
4年間はあっという間に終わってしまう。
まだまだ自分次第で変われる。
工業高校であったため高校卒業後は就職を考えた時期もあったが、夢を諦めきれず大学でもサッカーを続けることを選んだ。それは、プロで頑張っている先輩や同級生・後輩の姿をテレビで見ていると自分もあのピッチに立ちたいという思いがあるから。

“勝負の神は細部に宿る”

細かいところまで追及してトレーニングしなければ、勝負の神様は決して味方してくれないという意味である。
接戦の試合で勝負を分けるのは細部にどれだけこだわりを持っているチームであるか。これは、サッカーだけでなく他の部分でもそうだと思う。私生活がおろそかであればサッカーにもでてしまう。
高校の時、監督からは学校生活の面で「サッカー部以外の先生からも応援したいと思ってもらえる立ち振る舞いをしなさい」とよく言われた。
大学に入り、川津監督も「誰からも応援されるチームでありたい」ということをよく口にする。
自分もそういうチームでありたいと強く思う。
僕は、運も身につけるものだと思う。
グラウンドにゴミが落ちていて拾うのは当たり前。
スタンドの前に敷いてあるマットが折れていたら直すのも当たり前だと思う。
強いチームは、当たり前のことを当たり前のようにできる。ゴミを拾ったからシュートが入る、マットを直したから試合で絶対に勝てることはない。でも、苦しい試合になった時に試合に勝つチームは細部にこだわりを持っているチームだと思う。
だからこそ、これからも細部にはこだわっていきたい。

“人事を尽くして天命を待つ”

自分の全力をかけて努力をしたら、その後は静かに天命に任せるということで、事の成否は人知を越えたところにあるのだから、そんな結果になろうとも悔いはないという意味。
要するにやることをやって、後は結果を待てということである。スポーツには必ず勝ち負けがある。調子が良い時はシュートが入る。だが、調子が悪い時は全くシュートが入らない。でもその試合、そのシュートに対してどれだけの準備ができていたかが大事である。
今できる準備を最大限やることが良い結果を得ることに繋がる。練習中できないことは試合中もできない。練習中でてしまうプレーは試合中もでてしまう。良い準備なしで良いプレーなんかできない。

今回の3つの言葉がこれからも自分の救いになるだろう。常に感謝の気持ちを持って。何事にも謙虚でひたむきに。

最後に

いつもは言えないのでこの場を借りて。
お父さん、お母さんいつもありがとうございます。兄の影響で始めたサッカーを大学まで続けられていることにすごく感謝しています。これから、活躍した姿を見せられるように頑張ります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも日本大学サッカー部の応援をよろしくお願いします。

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