大西徳昭(おおにしなるあき)

Big West Brothers 代表 JCXAS代表 Voicy https:/…

大西徳昭(おおにしなるあき)

Big West Brothers 代表 JCXAS代表 Voicy https://voicy.jp/channel/1186  BWB https://bwbcs.co.jp JCXAS https://jcxas.com/ 魂のコンサルタント 発信者 和魂洋才

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こいつは誰だ

【このままじゃ、俺バカになる、の夜】 こいつは誰だ? 思わず そうつぶやいた トイレの鏡に映ったその顔は 浮かれた酒と遊びにふやけた30男 そう、まぎれもない“僕”の顔だった バブル時代が終わりかけていた90年代のある夜 営業セクションにいた僕は いつものごとく顧客との会食接待に六本木に出没し いつものごとく電車で帰れる時間をやり過ごし タクシー待ち(電話がつながるようになる午前2時過ぎあたりまで)   の時間帯に いつものように怠惰に体を委ねていた

    • お嬢ちゃん おじさんはお坊さんではありません!

      毎日 呼吸をするように自らの保身のために嘘と詭弁を公の場で繰り返す大人たちに辟易とする日々の中で、先日、心が表れるようなちょっといい場面に巡り合えた。 クライアント先に向かう電車の中。通勤時間とは異なる時間帯の電車内は、都心でも心地よく空いていた。 いつものようにスマホの中のニュースで伝えられている責任ある立場にある人達の無責任な言動をなぞりながら、軽いストレスをこれまたいつものように感じた時だった。 ふとスマホから顔をあげると反対側のシートに座りじっと僕の顔を見つめる

      • I don’t knowって嫌味っぽい?

        【Nick塾】グローバル・英語 よもやま話 こんばんは。 Nickです! 今日は趣向を変えて、英語の話。 友人であり、BWBのGAPs(Global Alliance Partners)の一人でもある Chiemi Allrightさんに紹介してもらって参加し始めたQUORA。 知ってますか、みなさん? 恥ずかしながら、私は全く知りませんでした! 興味のある人は、論より証拠。覗いてみてください。 SNSの中ではかなり質の高い言説が その道の専門家によって繰り広げら

        • バブルの夜にきづいたこと

          【Nick塾】 よろずよもやま話 <キャリアデザイン編> 人生が大きく変わる瞬間は誰の人生にも必ずある ある程度人生を歩んだ人は 「あれがそうだった」と思い当たるものがあるのではないだろうか? たとえば、恋愛における運命の出会いとか。 ま、それ、一時の気の迷いということも少なくないのも 人生の奥深いところではあるが。(笑) さて、僕の場合、それは(それだけでもないが) 今をさかのぼる事30年ほど前のバブル時代の頃のある夜の出来事だった。 バブル時代 今の20代・3

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          “グローバル人財育成のグランドデザインの再構築”をいかに行うか?

          今週4月27日(月)、NBS日経ビジネススクールのオンラインセミナーで、グローバル人財育成に必要な「創造的破壊」に関して、熱く語りました。(笑) 今回の話の中で私が一番伝えたかった事は以下の通りです。 **************** グローバル人財育成の巧拙は、グローバルビジネスを展開している企業、しようとしている企業、或いは自らグローバルビジネスの環境で活躍したいと願う方々にとっては死活問題と言っても過言ではありません。 一方、周囲を見渡せば、TOEICのスコアが

          “グローバル人財育成のグランドデザインの再構築”をいかに行うか?

          魂のコンプラアインス!

          企業の不祥事は当事者の「倫理観の不足」で起きる。 弁護士を中心に組成されている多くの第三者委員会で 声高に指摘されています。 本当にそうでしょうか? そういう「表層的なものの見方」をしている限り 不祥事に苛まれる企業、そして個人はこの世から決してなくならない、 私はそう断言します。 そんな単純な話では全くないのです。 そんな簡単な話であるはずがないのです。 多くの場合、悪いことだと分かっていても みな、抗しきれずに手を染めるのです。 「会社のために」「仲間のため

          魂のコンプラアインス!

          わたしは、ダニエル・ブレイク

          2020.05.10 【Nick塾】 よろずよもやま話 最近のコロナ災禍への日本社会の対応を見ている(日本だけではないが)と 「性善説」と「性悪説」の織り成すさまが、色濃く見て取れる。 自らの保身や損得のための言い訳だらけの人間もいれば 自らの命を賭してでも人を助けようとしている人もいる。 タニンゴトの評論だらけの肩書インフレの政治家もいれば、 髪振り乱して、文字通り不眠不休で対策に走り回る政治家もいる。 あまりの変節や恥を知らない言動に言葉を失うことも少なくない

          わたしは、ダニエル・ブレイク

          岡本行夫さんを悼む

          昨夜、岡本さんがご逝去されたというTVの速報が 突然目に飛び込んできた。 「えっ、うそだろう」 思わず、言葉が口からこぼれた。 今回のコロナ災禍、失ってはいけない、失いたくない著名人が多く亡くなる。 その中でも、袖すりあうも何かの縁、程度ではあったが、 一時期、仕事で大変お世話になった岡本さんのご逝去には、言葉が無い。 近年はメディアでご活躍の岡本さんは、私の前職の企業で長い間社外取締役を務められていた。 一般的な元エリート官僚のイメージには全く似つかわしくない

          Lean On Me 英語を学ぶ本当の意味②

          【Nick塾】 グローバルよもやま話  <英語・異文化> Lean on me ご存じ、Bill Withersの名曲。 久しぶりにこの歌を聴いた。 詩を読んだ。 コロナ災禍で心がささくれ立つ毎日。 こんな日々だから、この詩が心にしみる。 カナダのartistsが集まって医療現場で社会を支える人達を 国民を励ますために歌ったこの曲、詩の意味を噛みしめると 思わず目頭が熱くなる。  様々なアーティストがこの名曲をカバーしている。 でも、やっぱり、この曲はBillのもの

          Lean On Me 英語を学ぶ本当の意味②

          グローバル人財育成のグランドデザインの再構築をいかに行うか?

          NBS日経ビジネススクールオンラインセミナー登壇しました! 2020.04.30 今週4月27日(月)、NBS日経ビジネススクールのオンラインセミナーで、グローバル人財育成に必要な「創造的破壊」に関して、熱く語りました。(笑)  36年間38ヵ国、グローバルビジネス現場を今も歩き続けている      経験者だから語れる話があります。 「グローバル経験はブランド」、です!(笑) ビジネス英語難民の皆さん、グローバルビジネスに挑戦している(したい)皆さん、うまくいかずに悩

          グローバル人財育成のグランドデザインの再構築をいかに行うか?

          No Golf No Life  “探検隊”はBritishスタイルか?

          【Nick塾】 <グローバルよもやま話>ゴルフ編  ゴルフが好きだ。 仕事が生活の中心を占めていた元祖昭和世代の生き残りの私にとって、活字中毒的乱読以外これといってゴルフ以外に長続きしている趣味はない。トホホ。 新入社員時代に、当時の上司に「営業にとってゴルフは仕事だ」と強制、いや熱心に勧められて始めてから、すでにうん十年が経った。その間、日本におけるゴルフ業界の浮き沈みを同時代的に見てきた。 バブルの頃のゴルフ会員権狂乱の時代の熱に浮かされたようなゴルフブームは凄か

          No Golf No Life  “探検隊”はBritishスタイルか?

          「失敗の本質」に学ぶ

          【Nick塾】<創造的破壊よもやま話> 企業戦略・ロジスティクス・組織運営 世界中で広がるコロナ騒動は収まる気配もありません。 東京、そして日本におけるこの災禍は、多くの専門家が言うように、今はまだほんの序盤なのかもしれません。 危機の時に組織、そして個々人の「本質」が見える。 その格言をなぞるような毎日を我々は今、過ごしています。 つい数か月前に日本が、世界がこういう状況に見舞われるとは誰が想像していたでしょう。当初、中国の悲惨な状況を見てもどこか他人事であった気がし

          チャイイェンエン

          【Nick塾】 <グローバルよもやま話> 異文化対応・コンプライアンス 微笑みの国、タイランド。 世界中を仕事で飛び回った私にとって、アジアはとてもご縁の深い地域です。中でも、タイは通算滞在日数やその他様々な意味で一番縁が深かったといっても過言ではありません。毎月1週間のバンコク出張滞在を数年間繰り返したこともあり、実際に長く住んだ豪州、アメリカに次いで恐らく通算では複数年に及ぶ滞在をしている国です。 私の生まれて初めての海外出張も、タイ・バンコクでした。人生で初めてビ

          淡々と

          【Nick塾】 <グローバルよもやま話> プレゼンテーション  「淡々とやる 淡々とやることが自分の仕事なので」 淡々と その言葉がやけに耳に残った。 TBS情熱大陸が取り上げた聖路加病院の感染管理専門家の坂本史衣さんの言葉だ。 情熱大陸、好きな番組だ。NHKのプロフェッショナルやテレ東のカンブリア宮殿と並び、私の数少ない御贔屓のテレビ番組だ。共通しているのは、様々な分野のプロフェッショナル・逸材を取り上げていること。どんな分野でも活躍されているプロや逸材から学ぶことは

          ポストコロナ時代の企業コンプライアンス

          =Big West Brothers 合同会社HP BLOGより転載= Nick塾 <コンプライアンスよもやま話> 緊急事態・有事においては、平時には決して見えなかった、人の、もの事の「本質」が見えます。しかも、容赦なく痛々しいぐらいに。 今回のコロナ騒動は、改めて否応なしにそれを痛感させてくれる苦しいレッスンでもある気がします。 平時には気づくことのなかったこの社会の様々な不足、後進性や劣化、そして真のリーダーシップ力の不在をそこここに、現時点までは痛感させられている

          ポストコロナ時代の企業コンプライアンス

          「島原のブレーメン」

          2019年 12月 世界遺産となった島原・原城跡地見学の帰り道、フェリーを待つ時間つぶしに、「この近くの美味しいカフェ」でSiri が教えてくれた 「ブレーメン」に立ち寄った。仲の良いご夫婦が大切に営んでいるお店、というのが店のドアを開けた瞬間にわかる、失礼ながら、こんな田舎にこんな本格的な珈琲店があるのか、と思ったところから物語は始まった。 浅草の有名コーヒー店「バッハ」で修行をして地元に戻ったご主人は元国際遠洋タンカーの船乗りさん。船では乗組員の皆さんの健康と胃袋を預か