「帰省原則中止」のお知らせが出て、やっぱり今回の帰省の飛行機をキャンセルしようと思っている。

今年の元旦帰れなかったから、夏は帰りたいと思って緊急事態宣言が出る前に飛行機を予約していた。実家に帰ったらお母さんが作ってくれるご飯を食べて、ペットの文鳥と遊んで、実家でゆっくりしたいと思っていた。

本当はワクチンも打ち終わっているはずだったけれど予約が埋まっている。大学も今月の中旬から職域接種が始まる予定。

お母さんや祖母に電話していたら、本当につらくなって泣いてしまった。

とても会いたい。帰りたい。

緊急事態宣言が出てるから帰省なんてしないよ、とスパッと決められない気持ちもダメなんじゃないかと思ってしまう。どうしよう、と悩んでいる自分がすごく弱く感じる。

答えはわかっている。帰らない。
でもこれまで帰省のために気を付けて行動してきたし、感染しないように友達との約束もキャンセルして、オンラインで授業を受けて、頑張ってきたのに。

自分の行動が意味のあるものになるように、と願ってやってきた。けれどこのままだと心が折れてしまいそう。

ぎりぎりまで粘ろうと思っていたけれど、やっぱり帰れないな。数か月前の帰省できると思っていた自分がちょっと可哀想。

ラジオとか音楽を流したり、誰かとメッセージをやりとりしていないと孤独を感じて涙が出てしまう。

これからアルバイト。今日は21時まで。つらすぎるから大好きなスイカを買って帰ろうかな。

北京にいたとき、李先生がスイカを買ってくれて一人で半玉ぺろっと食べてしまったのが最高に幸せだった。めっちゃ美味しかったな。