見出し画像

SpurN RhB ABe8/12(Kato Nr.10-1273/NOCH 707435) DCC/Sound Decoder Umbau(RhBアレグラ サウンドデコーダー搭載記)

  • カトーのRhB ABe 8/12(Allegra)にESU LokSound4.0を搭載をしてみた。
    搭載したモデルは、2015年に発売されたもので、日本のカトーのモデル番号は、No.10-1273。欧州ではNOCHがNr.7074035という番号であった。

  • このモデルは、DCCに対応しておらず、カトーのデコーダーEM13も改造なして搭載することができない。

  • 室内灯搭載が考慮されているモデルなので、台車からの集電は可能である。

  • 今回は、先頭モーター車には、ESUのLokSound v4.0 (Nr.54800)を搭載し、もう一方の先頭車には、Uhlenbrock社のFunction Decoder (Nr.73800)を使用した。

  • LokSoundは、NEM651ソケット対応品であったが、端子は外してハーネスの状態でハンダつけした。

先頭車(ファンクションデコーダー搭載後)
モーター付き先頭車(サウンドデコーダー搭載後)

このモデルは、コンベンショナルなKatoモデルで、DCCフレンドリー対応ではありません。従って、モーターは、直接台車に直結しているシャーシーに接触しているので、モーター端子を切り、端子部分をカプトンテープを使ってシャーシーに接触しないように絶縁します。
端子に直接デコーダーの線材をハンダつけしますが、この時に長時間、端子に熱を加えるとブラシが抜けてしまうので、注意が必要です。

モーターケースの外に出ないようにハンダ付けの向きに注意する

ライトは、モーターの上の基板上に実装されている。チップ抵抗とチップコンデンサーと除去した後に基板上のチップLEDに直接、線材をはんだ付けした。上部のLEDは、前進灯、基盤の裏側に裏側に後退灯である。下記の写真では、見えないが、基板下の部分は、カプトンテープでシールドをした。

LED周辺のパターンはカットする
前進灯の状態(3灯)
後退灯の状態(スイス方式の右1灯)
AUX1に運転室灯にした(F8で操作可能)

レールからは、終電ブラシにはんだ付けした線を接続。台車が当たらないように位置を調整。

シャシーの隙間を線材を通す

接続をしながら、ショートがないか念入りにチェックをする。


接続確認のためにこの状態で動作確認
黒色の絶縁テープで固定

黒テープで覆ったために外からは目立たなくなった。

写真では、右側の屋根の嵌合が悪く浮きが出ている(その後修正)

カトーのモデルは、プラスティックの精度が高く、分解と組み立てを繰り返しても、元の通りに戻るので安心である。

サウンドのデモ映像がここにアップしてあるので、ご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?