でんぱ組.incといる人生 深まり

雷に打たれたかのように突然でんぱ組.incのオタクとなった夫婦はその勢いのまま全部のライブに行くぞ!!…と思いきやアイドルイベが多すぎてチキっていた。
そのため9月16日恵比寿LIQUIDROOMで行われる2ndワンマンも、行って…いいの?大丈夫そ?オタ芸も打てないのにあの演者と観客のバチバチのバトルに飛び込むのはまだ早いんじゃない?という気持ちで当日の朝まで本当にずっと悩んでいたんだけど、前述した毎日1ねむきゅんかわいいの友人が当日券販売のスタッフとしてバイトしているという情報を手に入れて本当にお砂糖一粒ほどの安心感(失礼)に無理やり背中を押してもらって当日券で行くことを決めて晴れて在宅オタクを卒業したわけです。


こうしてわたしはでんぱ組.incのオタクとなったわけだが、2013年の5月くらいまでは基本的にロキノンで出会った友達としか関わりがなく、オタクの知り合いといえば早稲田の学祭チケットを譲ってくれて知り合ったよたん(ねむ推し)とそのなかよしのオタクご夫婦(旦那さんは有名りさ推しオタク骨折にゃんを女体盛りに誘った方#あなたのでんぱ組はどこから)くらいしかいなくて…というのも、もしこのnoteを読んでくれている人で思い当たることがある人達には申し訳ないんだけど、正直行き始めてすぐの頃はおまいつの開演前に謎にでかい声でお互いの名前呼び合って静かにしろよー!ギャハハー!みたいな内輪ノリがすきじゃなくて、あれいつもやってて全然おもしろくないけどなんなん?絶対あの辺の人達とはなかよくなれない!!と思っていたんだよね。
けど、ヨコハマカワイイパークのタイミングで本当に理由全く覚えてないんだけどなんかたまたまクゥザマイクとあにゃと(ビーストさんも)仲良くなってそこからだんだん現場でいろいろな人としゃべるようになったり、ビビッとでんぱジャックなうが始まってからは毎週観覧に行っていたのでそこから古参のみなさんやおまいつといることが増えるようになりました。

当時のでんぱ組のオタクはハジマリにも書いた通り、でんぱ組.inc vs.オタク!!みたいな構図でメンバーが楽しませてくれていることに対して、受け身を取らず打ち返していくタイプの人が多かったように感じていて、もちろんはたからみたらはじめの頃わたしが感じていたような内輪ノリもたくさんあったと思うけど推しの落ちサビや一番いいところで最前を譲り合ったり、オレンジリウムの口上も一度消えかけたのを諦めずに続けた人たちがいたおかげでいまも残っていたり、とにかくワンチームで周りを巻き込んでみんなで楽しいことして盛り上げていくぞ!っていうのをいつも感じてて、この頃に好きになっているオタクのほとんどが言う一目ででんぱ組の沼に…みたいな坂道を転がるように一瞬で引き込まれていたのはそういった空気感も理由としてあったのではないかと思う。(わたしもハマったのはでんぱ組.incすげー!オタクすげー!が理由だったし)
もちろんメンバーがめちゃめちゃかっこよくて可愛くて曲も楽しいのは前提として。
あの頃とにかく目標に向かって全速力!って感じだったので熱量高すぎて毎回終わった後酸欠になってた。


けど本当に思い返してみるとでんぱ組.incを通じての出会いって本当にすごいなと思うのが、わたしは持論としてオタ活をする上でなかよくなれる人、関係が続く人って熱量が一緒とか解釈が一致してるとか推すスタンスが似てる人だと思っているんですがでんぱ組を応援していく過程でたくさんの人となかよくなって、長い期間を経て他界した人も生誕しか来ない人もたくさんいるんです。
でも現場で会わなくなっても遠征がなくても一緒に旅行に行ったり、何年経ったあとでも結婚式に呼んでもらえたり、子が生まれてからも家族ぐるみで遊べたり…ライフステージがかわっても友達なのって同じ熱量で推してる時に推しに対する愛情表現の仕方がやっぱりどこか似てて、でんぱ組.incが愛を持ってわたしたちに歌やパフォーマンスを届けてくれることに対して、そこを突き抜けてこっちも絶対にメンバーを楽しませてやる!!みたいに愛を届けてきた人達だからなのかなと思うわけです。
この人達との出会いのおかげでわたしの人生の楽しみは広がったし、オタクとして深く愛情を持てたのは大きな財産だと思う
たくさんの人とそういう経験を一緒にさせてくれて、人生に添う友人をくれてありがとうでんぱ組.inc。


長くなってきたので次に続きます

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