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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル2月号感想2】多様化する事例から自分にもある要素を見つける

nicoと申します。

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前回から引き続き、毎月1日に日本FP協会より送られてくるFPジャーナルという冊子の2月号感想です。

特集「7つの事例で考える!多様性の時代の保険の入り方、見直し方」のパート2は「7つの事例で考える不安に応えるライフプランと保険」です。

1.会社員で年収850万円の妻と自営業で年収420万円の夫、加入している保険に無駄はない?

2.大学生と高校生を育てているシングルマザー、保険に不足はない?

3.子どもに発達障害の疑い、マンション購入など今後の計画は変更が必要?

4.テレワークが継続しているので二地域居住してから地方へ移住希望、費用の目安は?

5.自分名義のマンションで同居中の同性パートナーが自分が万一の場合も引き続きマンションで暮らしていけるためには?

6.金融資産ができたので40代で早期退職、今後のために家計や保険の見直しをしたい

7.外国人の夫を持つ妊娠中の日本人妻、永住権取得など決まっていないことも多いなかでのファイナンシャルプランは?

というわけで、前回も書きましたが、事例もとても幅広いものになってきています。
自分とぴったり同じ!という悩みではない代わりに、各事例どこか自分と通じるところがあるように思いました。

例えば私の場合だと、各事例の以下の設定が自分と重なります。
1.自分が主たる家計の担い手
2.シングルマザー
3.子どもが発達障害(ウチは診断済み)
4.地方居住の可能性もゼロではない
5.遺言による遺贈が必要になるかも
6.老後も資産運用しながら少しでも取り崩しを減らしたい
7.どこに住むかなどライフプランが定まっていない

つまり、7つの事例のどれも私にとって参考にすべき点があるのです。

ただし、FPの勉強をしていない方が自分に当てはまる点を切り出して参考にするのは大変だと思います。
そのためにも、自分のケースを気軽に相談できるようにFPが身近な存在になれるといいなーと感じました。

また、気になったのは収入的に余裕のある人の事例が多いということです。
日本の全年齢の年収中央値(厚生労働省2020年全国家計調査)は437万円ですが、この額を下回っている事例は2のシングルマザーのケースだけでした。

本当に必要としている人にはファイナンシャルプランニングが届かず、余裕のある人がアドバイスを受けてさらに最適化していく…といった画が浮かびます。

どうしたらよいのか、少しインタビューなど調査もしてマーケティングを考える必要がありそうです。

次回、特集パート3について書いていこうと思います。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。


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