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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル4月号感想④】大人のための金融経済教育

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル4月号についての感想続きです。

今号の特集は「FPとしてどう取り組むか……大人のための金融経済教育」です。
第2部の「FP実務を通じて行う大人への金融経済教育のヒント セミナーなどで周知していきたい金融経済行動の重大ポイント」についての感想を書いていきます。

ライフプランの設計 ー多様化する暮らしに対応

なぜライフプランを作るのか

FP業務にライフプラン作成はつきものです。
なぜでしょうか?

ライブイベントの発生時期の把握ができると、いつ、いくらお金が必要になるかが明確になるからです。

FPは主にお金の面でお客さまのサポートをする立場ですが、お客さまはお金について「できれば使いたくないけれど使わなくてはならないもの」と捉えていることが多いように感じます。

その視点を変えて「どうお金を使いたいか」と考えてもらうことが、金融経済教育の一端となる気がします。

使い方を考え、それに沿ってお金を準備する

言い換えると、使うためにお金を準備するということです。
5年後に使うお金と、30年後に使うお金は貯め方、増やし方が違うということを知り実践できるのが金融リテラシーではないかと思うのです。

生き方が多様化してきたからこそ

昔のように、子ども2人の4人家族というモデルプランが通用する時代ではなくなりました。
だからこそ、一人ひとり「どんな人生を送りたいのか」を考えてみる必要があるのでしょう。

若い人ほど、結婚するのかしないのか、子どもを持つのか持たないのか、など変動要素が多くて考えるのが難しい面はあると思います。
しかしそこは計画(プラン)に過ぎないのですから、全部乗せ盛り盛りプランで考え、適宜修正していけばよいのではないでしょうか。

お金を使う、貯める、育てる、作る

人生を俯瞰して計画するので、ライフプランに関する金融経済教育はマクロ的なものが多くなりますね。
でも、大きなところから手をつけた方が効果的ですし、マクロ的視点は教わらないとなかなか身につくものではありません。
その意味でも、ライフプランを通じた学びというのは重要だと思われます。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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