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私の経験なんてなんの役にも立たないのだろう

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

新年度を迎え、気持ちも新たに企業での学びの仕組みについて考えています。

教えることが難しくなっている

かつては何かを学ぼうとすれば、学校に通う、弟子入りするなど、先人に教えを乞うのがあたりまえでした。
しかし、今は時の流れが早すぎて、特に大人が人から教われるものはとても少なくなっている気がします。

景気、システム、人口構成といった仕組みも変わりましたが、コミュニケーションの仕方が大きく変化しました。
そんななかで「自分はこうやってきた」と経験ベースで話をされても、得るものがなくなってきている印象です。

これから「教える」ことができるのは、下記のようなもののみなのではないでしょうか。

  • 知識(ただしアップデート済)

  • 工芸的な技術

  • 自分の年代の感じ方、反応

教える側は教えを手放したくない

一方教える側にとって「教え」は非常に魅力的です。
自分の身一つで収入を得ることができ、しかもクライアントや受講者から感謝してもらえる。
声を出す、演じるというパフォーマーとしての快感も得られる。

新しい方法を取り入れるのはリスクがあるので、なかなか進みません。
現状維持バイアスも変革を阻害します。
そもそも、講師と同じ年代の上層部たちは「教え」が古いなんて想像もできないのです。

デザイナー、パフォーマー、メンター

今のトレーナー職は上に挙げたデザイナー、パフォーマー、メンターのどれかに変わっていくのだろうと予想しています。
ただし、パフォーマーは小さいパイを食い合うことになるでしょう。

私は感情まで含めたデザインにチャレンジしてみたいと思っています。

「今」の経験の経験を分かちあうしくみ

なによりも今一番必要なのは、「今」の経験です。
昨日今日やったことの共有が学びになります。
そういう意味では、私はSNSを活用していないトレーナーには一抹の不安を感じます。
「私はそういうのやってないんで」ってどうして言えちゃうかなー?と思ってしまうのです。

ゲームとSNSに学ぶことは多いと思ってます。
集中的にゲームをした時期があってよかったなあ。

経験学習と言いますが、必要なのは自分が経験して学ぶこと。人の経験談など参考にならずむしろ迷惑かもしれません。
自重。自重。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。


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