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机と本棚

nicoと申します。
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本棚がなけりゃ

ホテルの部屋にさえ小机はあるくらいで、住人にふさわしいサイズの本箱が伴わなければ、家になりません。

千葉敦子著 「ニュー・ウーマン」より

20代前半のときに、引用した千葉敦子さんの本を読み「なるほど、そうだなあ」と感じたのですが、実は最初のひとり暮らしのときは本棚も机ももっていませんでした。

完全に借り暮らしのつもりだったのでしょうね。
実家にはまだ自分の部屋があり、本棚も机も残していたので、意識としてはまだそちらが本拠地だったのだと思います。

今思い返すと机も本棚も譲ってたな

それから結婚して、本棚ごと引っ越してきました。
それでようやく地に足をつけた暮らしというか、自分の家となった気がします。
でも私の本棚と夫になった人の本棚でバトって、私の本棚はロフトに追いやられました。

一方、私の机は学習机だったのでさすがに新婚生活に持ち込む気にはなりませんでした。
でも大きな机を置きたい私と彼の省スペースなライティングデスク案でこれも戦いとなり、またもや私は譲ることになったのです。

めっちゃ我慢してたな、私。そりゃ結婚生活も続かないわ。

娘との二人暮らし開始

娘が小学校に入学するタイミングで、二人暮らしに移行しました。

娘は学習机を義父母から贈られ、本棚代わりのカラーボックス6組は私が設置しました。

私が持ってきた本棚は180cm×90cmが2本。

そこから本棚はさらに3本増えて、机もバザーで購入しました。これが、今も続いている私の机と本棚歴です。

電子書籍に置き換わるか

スペースに限りがあるため、手放せる本は処分し入れ替えを行なっていますが、本棚がなくなることはおそらくないと思います。

ビジネス本とか話題の漫画とか、目を通しておきたいレベルのものは電子書籍でもよいのです。
が、自分の一部になっているような何度も読み返す本は、やはり紙の書籍として持っていたいと思います。
なぜなら紙書籍だからこそ、本棚を通りかかったときに不意に呼び止められるのだと思うのですよね。

自分の意識に上ってきていないのに、「あ、あの本読みたい」と思い出す感じ。

これからの世代の方は、きっと電子書籍の本棚で同じように感じるのでしょうね。
私にはそこまで電子書籍と仲良くする時間はないと思うので、紙書籍と物理的な本棚に引き続き仲良くしてもらおうと思います。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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