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研修講師は寄席の落語を聴くか?①志ん朝と小三治

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身近な少ない例で恐縮ですが、スキルアップに熱心な我が社の講師は皆落語を聴いています。

そのことについて書いてみたいと思います。

【私調べ】研修講師が聴いている二大落語家

古今亭志ん朝師匠と柳家小三治師匠です。

古今亭志ん朝師匠

志ん朝師匠はラジオでしか聴いたことがありませんが、子どもながらに華やかだな〜と感じていました。声がするとぱああっと明るい色が感じられるるんですよね。
口調も江戸弁がしゃきしゃきしていて、テンポがよい聴きやすさです。

私の身近な例でいうと、真面目な講師の方が志ん朝師匠を好んで聴いていらっしゃいます。

朝さまはやっぱり若旦那や若侍が似合うと思うので、初めてお聴きになる方には「明烏(あけがらす)」「井戸の茶碗」あたりをおすすめしたいですね。

柳家小三治師匠

小三治師匠はよく寄席で拝見しました。新宿末廣亭や池袋演芸場の主任の際には伺っていましたし、ホールも柳家三三師匠との親子会などに伺ったことがあります。

小三治師匠は抑揚が心地いいです。お声は正直志ん朝師匠に比べたら通るほうではないと思うんですが、すごく可愛らしいんですよね。

ぶっきらぼうなお顔で可愛らしいことをおっしゃるギャップがたまらないです。

明るい元気な芸風の(と言いたくなっちゃうような)講師の方に小三治ファンが多いようです。

柳家は滑稽話のお家なので、小三治師匠もかっちり筋のあるような噺はあまりイメージがありません。
でもそれって初めての方におすすめするには案外ハードルが高いんですよね、逆に。はまればいいけど、はまらないと「なんの話?」とぽかんとなってしまうように思います。
「粗忽長屋」は笑いどころが結構難しいと思うので、初めての方には「小言念仏」かなあ、やっぱり。

傾向

どちらの師匠も、講師自身とは逆タイプが選ばれることが多いのかな、と感じました。
足りない部分を学ぶ、足りないところを追加するという面があるのかもしれません。

落語は座布団の上に座って行う、基本的には上半身だけの芸です。(新作落語では座布団を捏ねたり、座布団を投げ飛ばしたりするものもありますけどね)

研修も、特に近年はリモート中心となりバストアップしか見せることができなくなりましたので、落語を参考にできる点が多くなっているのでしょうか。

両師匠は残念ながら鬼籍に入られてしまいましたので、次回はご存命の噺家さんたちを勝手におすすめさせていただきたいと思います。
(好きな落語を語りたいだけ説w)

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。


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