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ボランティアでリーダー経験を積むと仕事にも役立つ話【東京マラソンボランティア】

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

私は東京マラソンのボランティアを2011年より行なっていて、翌年の2012年にボランティアリーダーとなりました。
この経験が仕事にどのように役立ったかをお話ししたいと思います。

1.リーダー向け研修

リーダー研修および選考会があり、立候補者全員がリーダーになれる訳ではありません。
そして、リーダーになってからもリーダーシップ研修やチームビルディング研修といったスキルアップ研修が行われます。
近年はオンラインで研修が行われています。

座学とワークショップの組み合わせとなっていることが多く、私は仕事柄その研修の組み立て方もとても参考にしていますが、
研修内容自体も時代に合うよう常にアップデートされています。

東京マラソンのボランティアメンバーは当日のみ顔を合わせて共に作業を行うので、どのように出会ってすぐから打ち解けてもらうかが大切なのです。

そのためにメンバーに心理的安全を感じてもらう方法、具体的には傾聴やiメッセージなどを学びます。

ワークショップではリーダー同士でテーマに沿って考えたり作業を行なったりしますが、時間配分や役割分担などを工夫して完成させていきます。

これらは業務でも活用できる考え方、スキルです。

2.ボランティアリーダー業務

東京マラソンボランティアは、長年の蓄積によってやり方がとてもシステマティックになっており、マニュアルも充実しています。

しかし、当日メンバーの欠席や、場合によってはリーダーの欠席などもあり、予定どおりにはなかなか進みません。

私は隣の班のメンバーが1人も来ずに自分の班からメンバーを振り分けたこともありますし、隣の班のリーダーが休んで2班分のリーダーをやったこともあります。

予め立てていた予定の大半は使えなくなるのですが、それでも予定を考えていたおかげで応用が効くケースは決して少なくないのです。

また、当日の状況によってマニュアルどおりにならないことや変更を要請されることもよくあります。
その場合に、いかにメンバーに伝えて納得してもらうかも大切です。

こういった臨機応変な対応は、ボランティアリーダーの経験で培われたものだと思います。

また、自分一人で動くのではなくメンバーに任せることができるようになったのも大きな収穫でした。

3.感謝

多くのランナーはボランティアに「ありがとう」と言ってくれます。私もランナーとして大会を走る時には本当に感謝の念しかありません。

でも、ボランティアリーダーをさせてもらうようになってから、ボランティアメンバーにもランナーにも、大会運営に関わるすべての人に感謝を抱くようになりました。

仕事でもマイナス面ばかり捉えるのではなく、多くの関係者に感謝して大きな成功に向けたベストを考えられるようになったと思います。

今年は初めて東京マラソンボランティアリーダーサポートを担当して、新たな自分の課題(リーダーに任す)に気づくことができました。

東京マラソンボランティアリーダー、リーダーサポートに興味を持っていただけたら、ぜひ選考にチャレンジしてみてください!

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。


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