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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル3月号感想①】今だから考えたい「インフレに負けない家計管理」

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル3月号についての感想です。

今号の特集は「今だから考えたい『インフレに負けない家計管理』」です。
第1部の「経済の好循環は取り戻せたのか? 日本経済の“今”と“これから”」について何回かに分けて感想を書いていきます。

40年ぶりのインフレに多くの人が戸惑っている

今の日本は物価がどんどん上がるインフレ傾向にあります。
ただ、40年ぶりのインフレといわれているように、多くの人は物価は下がるか横ばいの状態しか知らず、物価が上がることに戸惑っているように感じます。

その結果消費が抑えられています。

つまりインフレとデフレが混在しているというのがこの論の主張です。

なぜ賃金は上がらないのか

しかし、いくら値上がりしても食料品をはじめとした生活必需品を買わない訳にはいきません。
なので、物の値段がどんどん下がっていった時のようなデフレにはならないだろうと思います。

それでも人々が買い控えをしようとするのは、一向に賃金が上がらないからではないでしょうか。

賃金はいったん上げたものを下げるのは労働者の士気が下がるため難しいと言われており、経営者が慎重になり過ぎる傾向があります。

しかし、おそらく今後日本はインフレモードで経済が進んでいくので、ここで賃金を上げて大丈夫なはずです。

新卒の就職活動は著しい売り手市場になっていますし、早く一般労働者の賃金も上がってほしいものですね。

人が転職しないから賃金が上がらない、という考え方もあり、確かにコロナ禍で転職市場はほとんど動いていなかったと思われます。
働き方や仕事内容がこの間に変わった人も多いでしょうし、仕事観や人生観に影響があった人もいるでしょう。

これから転職市場が活発になっていくことを期待します。

お金の価値が下がるインフレへの対策

インフレで物価が上がると、相対的に同じ金額で買えたモノの量が少なくなり、お金の価値が減少します。

つまり、お金を持っていてもその価値がだんだん減ってしまうということです。

インフレ下では、お金を使うことを怖がらずに適切に使っていくことが大切だと思うのです。
そのひとつが、自己投資ではないでしょうか。

何かしら行動をして、自分の価値を上げることを考えるべきです。
現金をただ持っているより、その方が結果的に資産を増やすことにつながると思います。

続きはまた明日。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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