お金を貯めるために自分を大事にした話
nicoと申します。
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カツカツで過ごしていた借金時代
借金をしているくらいなので、当然生活に余裕はありません。
毎日毎日お金のことが気になって、気持ちも追い詰められていました。
総量規制で借り入れができなくなって
貸金業者からは年収の1/3までしか借り入れできない、というのが2007年から始まった総量規制です。
年収300万円ほどの私は、総量規制が始まるときクレジットカードのキャッシング枠が既に総量の上限を超えていました。
これ以上の借り入れはできない、それが私の底つきでした。
母に30万円を借りて生活を立て直す
結局どうにもならず母からお金を借りて生活を立て直すことになりました。
そのとき自分で決めたのは、全額を借金返済に充てずに一部を貯金することと、自分をきちんといたわることの2点でした。
借金返済よりも貯金
全額を借金返済に充ててしまうと、何か不意の出費があるときにまた借金をしなければなりません。
それまではそんな繰り返しだったのです。
いくらかでも貯金があれば、いざという時にそこから出費することができます。
借り入れができなくなってやっと、私はそこに思い至ることができたのでした。
がんばっている自分を認める
それまでは、借金から抜け出せずにいる自分をだめな人間だと思っていました。
でもだめなりにがんばってる、と自分を可愛がってあげようと思いました。
そこで、上限を決めて自分一人のためにお金を使うことを自分に許そうと決めたのです。
本やランチが多かったのですが、今月は何に使おうかと考えるのはとてもワクワクしたのを覚えています。
楽しい思いが原動力になる
わずかながら、楽しい、うれしい、という感情を味わうようになり、そのためにまた働こうと考えられるようになりました。
そうやって約9年ですべての借金を返し終わり、バランスシートがプラスに転じてから8年ほどになります。
今の私は、毎年の家族旅行に重点的にお金を配分しています。動けて美味しく食事ができるうちに多くの経験をしたいので。
それから今後の活動につながると思われることへの投資と、好きな人への応援が主なお金の使い道です。
今お金のことで悩んでいるあなたへ
借金があった私もなんとか立ち直れています。
つらいと思いますが、これからの動き方次第で未来は変わります。そのことを忘れないで。
お読みいただきありがとうございました。
ではでは。
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