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3Fモードという「自己覚知」

「自己覚知」という言葉を聞いたことありますか?
私自身は、ふだんほとんど使わない言葉(むしろ最近知ったばかり)であり、なかなか日常では聞き慣れない言葉ですよね。

3Fモードという「自己覚知」の意味合いを知り、ご自身の傾向に触れることで、自己認識が深まりそうです。

自己覚知とは

生成AIさんに聞いてみますと、

自己覚知:
自分が見聞きしたこと、触れたこと、体験したことなどに対する内的感情を自覚することです。外部の刺激に対する反応を観察し、理解することを含みます。

とあります。とくに対人支援では、自分自身の価値観や感情、考え方を知った上で、他者に対する接する必要があるという記事もありました。

似たような言葉である「自己認識」や「自己理解」も調べてみますと、

自己認識:
自分自身の人格や個性を認識することです。鏡を見て自分の姿を認識することや、名前を呼ばれたときに自分がそれに反応することなどを含みます。

自己理解:
自分の気質、性格、価値観、考え方などを深く知り、それを納得して受け止めている状態のことです。自分がどのような人間であるかを把握しようとすることを含みます。

とありましたが、それぞれの言葉の意味合いはイメージできるでしょうか。

私にとって、「自己認識」はもっと広い意味合いでとらえていますが、共通するのは、「自己を意識的に(客観的に)」の部分であり、違いは「どこまでの領域を認識するか」と、整理できそうです。

3Fモードとは

ここで、3Fモードとは、サーチインサイドユアセルフ(SIY)でも触れられている、扁桃体のハイジャックが起こると現れる3つの状態です。

・闘争(Fight)
・逃走(Flight)
・凍結(Freeze)

人が不安や恐れがあるとき、脳では「扁桃体」という部位が活性化(暴走)し、脳全体に影響を及ぼすと言われています。扁桃体は危機管理を司る原始的な脳であり、思考する部位の機能は働かず、単純な反応が身体におこります。

それが、たたかうか、にげるか、かたまるか、という、いずれかです。
また、たたかうか、にげるかは、犬や猫など動物も示す反応だと、wikipediaにもありました。


3Fモードという「自己覚知」の傾向

再度、「自己覚知」言葉の定義を振り返りますと、こうありました。

自己覚知:
自分が見聞きしたこと、触れたこと、体験したことなどに対する内的感情を自覚することです。外部の刺激に対する反応を観察し、理解することを含みます。

3Fモードと関わるのは、外部の刺激に対する反応の部分であり、その外部の刺激に対する反応に対して、自分自身はどのような傾向があるのか、観察し、理解するの部分が、自己認識が深まるポイントです。


外部の刺激の強さにもよりますが、私自身の自己覚知は、こんなイメージ。

・闘争(Fight):ほとんどなし
・逃避(Flight):傾向強め(目の前でケンカがあっても見て見ぬふりをしたり、家族や同僚からちょっとしたことを言われてもスルーしたり)
・凍結(Freeze):昔はあったような、今はあまりないかも

皆さんにとって、外部の刺激に対する3Fモードのうち、どういう傾向にあるのか、立ち止まってみるといいかもしれません。

・闘争(Fight):
・逃避(Flight):
・凍結(Freeze):


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