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自己肯定感が上がると他者肯定感も上がるという発見

自分にOKサインを出せたこと

去年の秋に臼井式レイキを習得して以来、私のデフォルトであった『私なんて存在しない方が世のためになる』という考え方が薄れていき、その後、スミエさんのマナカードコーチングにより実母からの愛を実感できてから、急速に自己肯定感が上がってきた。

私なんかがセラピストをしていいんだろうか?
という疑問がなくなり、私だからできることがある。私にしか寄り添えない心がある。と、セラピストとしての自分にOKサインを出せた。
これはとても大きな事件だった。

夫にもOKサインを出せた

家庭内でも大なり小なりの嬉しい事件は起こる。
私と夫は性格が真反対で、物事への感じ方も全く違って共感できないことが多い。だけど、大きな意味での価値観とか生きる姿勢なんかに共通点があって、またお互いに尊敬できるところがあるから良い関係を続けて来れているのだと思う。

でも元来の性格の違いから気になるところも多々あるわけで。それが元で大喧嘩になることも多かった。夫の慎重すぎるところや、かと思えばものすごく考え無しに動くこともあったりする衝動的なところ、どうにも許せなくて、その都度言葉で指摘しては責めるようなことを言っていた。決まって夫は「どうしてそんなに責めるのか」と言うんだけど、私には責めている気持ちはこれっぽっちもなくて「あなたのために、あなたの悪いところと指摘してあげている」というスタンスだったので、譲る気持ちなど毛頭なかった。

今にして思えば、もし夫の言動を認めてしまったら、私が必死に守ろうとしている『自己』がガラガラと崩れてしまいそうで、不安だったのかもしれない。私はいつでも正しい。そういう姿勢で他者に接していくことで、自分の存在意義を死守していた。そんな風に思える。

他者の直感を尊重できること

先日もこんなことがあった。
今の店舗の移転を考えているので、たまにネットで不動産物件を閲覧しているのだけど、私が注目している物件を夫に見せた時、「これはナシかな」と一瞬でスルーされてしまった。
以前の私だったら、私が注目している物件をスルーするなんてけしからん!とばかりに、自論を並べ立てまくし立て夫を説き伏せにかかっていたと思う。私が良いと思う物件をスルーするあなたは間違っている!とばかりに。

だけど今の私は全然違っていて、一瞬だけ反論しそうになったのだけど、すぐに心の中で「彼がそう感じたのなら、そういう事なんだろうね」と納得して、受け入れていた。

私が自分にOKを出せている。
だからこそ、相手にもOKを出せる。
相手にOKを出したからといって、自分がNGというわけではないと知っているから。自分を守るだめに相手にNGを突きつける必要はないのだと、今は知っているから。

新しい。自分でもこんな私が新鮮で、それでいて清々しい気持ち。

宇宙は愛でできている

レイキを学んだことで、宇宙の真理のようなものに触れたり、相対性理論や量子力学というものに触れたことで、人の直感というものがちゃんと説得力のあるものだと知るに至ったことも大きかったと思う。

SNSなどを見ていて、毎日のように予約でいっぱいになる他のサロンさんを見ていても、羨ましいと感じることもなくなった。毎日朝から晩までバリバリとお仕事する人を見て素敵だなとは思うけど、「私なんて体が弱くて働けない使い物になんないゴミ」と以前のように自己否定に入ることもなくなった。

みんなそれぞれに役割があって、その役割に沿うようにできている。体が丈夫な人にも体が弱い人にも、その立場でしか分からない悩みがある。そこそこに寄り添っていけるように、みんな違った体や心や魂をもって生まれてくる。みーんなが等しく愛されるように、みーんな全く違った命として生まれてくる。得意なこと苦手なことを、それぞれに補い合いながら、一緒に生きていけるように。

自分を信じることは相手を信じること

セラピーの勉強をしていて、こんな言葉に出会った。
『自分を信じることは、相手を信じることにつながる』
自分を信じること=自己を肯定すること
相手を信じること=相手を肯定すること
なんだろうな。

私を待っていてくれる誰かに寄り添えるように、ずっとずっと死ぬまでセラピストでいたいと思う。病気でたまに休んでしまう私だけど、そんな私を必要としてくれる誰かのために、生きたい。

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