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たびのはなし

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内定ゲット!と思ってたら、後日ボコボコにやられた話

こんにちは。 今年はウイルスや豪雨やら色々ありすぎる中で、就活をしている人達はおそらく、今までのようなスタイルとは違った動きを求められているのではないでしょうか。 ただ、それでも変わらないものはあると思っていて、僕自身の経験からお伝えしたいと思います。 僕は大学を休学して世界一周した後に、復学して自分なりに就活に臨みました。周り比べれば全然数も受けてないし、合説なんかも行きませんでした。リクナビやマイナビは登録したけど、どれも似たような、同じようなことばっかり言っている

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ぼくは「ムズング」

僕が初めてアフリカ大陸で足を踏み入れたのはケニアだった。 首都ナイロビから車で10時間くらい行った先の タンザニアの国境に程近いミゴリという所で、 3週間のワークキャンプに参加した。 詳しい話は書き進めているマガジン「たびのはなし」に譲る。 好奇の目ミゴリは外国人が普段来るような場所ではないので、 当たり前だが周りはみんな黒人だ。 それだけに僕たちアジア人やヨーロッパ人は珍しく、周りからは好奇の目が注がれる。 町で、バスで、バイクで、飲食店で、買い物で、道端で。

就活を控えた僕が、タイに行って休学を決めた話(理由③)

前回の続きになります。 大学2年生の春休み、 夜行便でタイから帰国し空港から自宅へ、 久しぶりの日本の香り、街並み、喧噪を味わいながら すがすがしい気分で帰る朝。 ちょうど通勤ラッシュの時間帯、 駅や電車の中の雰囲気に違和感を感じた。 静まり返った車内、みんな笑顔はなく、 無言でうつむいて手元の画面を眺めている。 なんとなく元気がない。 そして何だろう、この車内に色がない。 果たしてこの人たちは今、楽しいのだろうか。 生きていて「最高!」と思っているだ

はじめに

ようやく、重い腰を上げようとしている。 2014年4月から1年間、21歳大学3年生の僕は休学をして、 ボランティアに参加したりしながら、海外を放浪した。 いわゆる ”バックパッカー” というやつである。 僕は、この期間で英語を学びたかった訳でもなければ、 これを就活に生かしてやろう、みたいな気持ちもなかった。 「世界一周に行ってきます!」と言うつもりもなかった。 理由はいくつかある。 一つ目は、就活する理由が見つからなかったこと。 気が付けば学生生活も終わり