8月某日にハイローシリーズを配信サイトで履修し、最新作の予告を見て
「あ、もうすぐ最新作公開じゃん」
と思いながらnoteで履修感想を書き、公開してちょっとしたら見に行こうと考えていたら公開から１ヶ月近く経っていました。

下記の前回記事で過去作を履修した感想を書いています。

ちなみに、私が最後に映画館に足を運んだのは例の疫病が広がるとかなんとか噂されていた時期にプレミア12のときの侍ジャパンのドキュメンタリー映画を一人で見に行ったときです。
しかも、それ以前に見たものはケロロ軍曹とかイナズマイレブンGOとダンボール戦機Wのコラボとかまどマギとか、アニメものしかないです。
というか、ドキュメンタリー以外の実写の映画を劇場まで見に行ったことがないです。
そもそもほとんど映画館に行ってないとも言う。

そんな私が映画館まで見に行こうと思ったのは、過去作を履修し、ケンカのシーン(アクションシーン)だけ総集編になったものを見ていて、
「きっとこれを映画館で見たらすごく迫力あるんだろうなあ」
ってなったからです。キャラは雰囲気で覚えられればいいかなあなんてぼんやり思ってました。
あとは履修したあたりで新作出るって聞いたし見るかっていう勢いもありましたね。

で、見ました。
※以下、ネタバレを含むので注意

いやぁすごかったです。ケンカのシーンがやばかったです。
カチコミの時のBGMでSWAG&PRIDEが流れてきた瞬間は心の中でテンションがぶち上がってましたね。他にも劇中音楽めっちゃあるけど語ろうとしたら語彙力が途端に消えるので途端にヤバいとしか言えなくなっちゃいますね。

また、なんと言っても雰囲気で見ようと思っていたキャラクター同士の関係性の対比が良いと思いましたね。例としては楓士雄くんと司くん、天下井くんと須嵜くん。
司くんと楓士雄くんの信頼関係、楓士雄くんをたしなめる司くんのシーンあたりとか、司くんがピンチになったときの楓士雄くんの行動とか、いいですねってなりましたね。
また、須嵜くんの天下井くんへの幼い頃からの関係からくる感情とか、天下井くんが車に乗って去って行くのを一人で見ている須嵜くんの表情とか、これで多くのオタクが落ちたのかぁとか思ってました。

キャラクター単体で見たら、まずは楓士雄くんが魅力的に見えましたね。割とどの作品にも２作目を見て魅力に気づくキャラっているんですよね。彼もそのひとりなんですよね。
私の語彙力がないのが非常にアレですが、まっすぐで、人を惹きつける魅力のあるキャラクター性に気づきましたね。特にラオウさんのエピソードに感動して本人に友達になってくれって言ったところとか。
次にラオウさん。彼の劇中描写を見てて「男が惚れ込むようなタイプの男ってこういうことを言うのか……」って感動しちゃいましたね。楓士雄くんと友達だからって助けに来たあたりでもテンション上がりましたね。私はこういうのに弱いので心の中で叫んでいましたね。「ラオウさん好き……」ってなりました。

映画の展開的に、「前作のライバルが諸事情でいなかったのに戻ってきて主人公の助太刀をする」というものがめちゃくちゃ大好きなので、佐智雄さんが来たときは「サッチー！！」って大喜びしました。前作のTHE WORSTを見ていたので、前作を見てよかったな……って思えましたね。

もちろん前作を見なくても楽しめるだろうなあと思いましたね。これはただの個人の感想ですが、特に巨大感情を内に抱えた主従関係に弱いオタクの方は前作を見なくても須嵜くんと天下井くんの関係に落ちるんじゃないかなって思ってます。

今までほぼアニメ映画くらいしか映画館に行かなかったけれど、アニメを「キャラクターたちのこういう関係が好き」的な感じで見ているオタクの方々にはめちゃくちゃ合うなあと再認識できましたね。マジでそういう方々は見た方がいいです。おすすめ。

最後になりますが、映画の内容を楽しんで見てたらもう終わっちゃったって思うくらいには面白かったです。HiGH&LOWシリーズ、邦画のアクション映画とか何も見たことがない人にも勧めたいですね。そして見せた後で誰が推せるか談義したい。そんな願望を込めながら、こんな感じですが感想文を書きました。
ここまで読んでくれてありがとうございました。