「仕事辞めたい」理由は「職場の人間関係です」素直に伝えて良い?

あなたは今の仕事を辞めたいと本気で考えた事はないでしょうか?

このような質問を投げかけると、ほとんどの人は「ある」とか、「好条件の仕事があれば、今の仕事を辞めたい」と言うことでしょう。

人生のほとんどの時間を費やす仕事ですから、当然、今の仕事が自分にとってベストなのか、常に自問自答するのは、普通のことなのです。

「仕事辞めたい」理由の第一位は「職場の人間関係」

私は転職エージェントとして10年以上働き、その中でたくさんの転職希望者の出会ってきましたが、転職を希望する理由は、ほとんど下記にあげられる内容でした。

1.上司や同僚との人間関係

2.仕事がつまらない

3.労働条件に不満がある

4.賃金に不満がある

・・・といった具合です。

ただ、実際「労働条件に不満がある」「賃金に不満がある」といったことを理由にする人は意外と少なく、ほとんどの人は職場の人間関係が引き金となって転職を考える傾向にあるようです。

もし、あなたが「今の仕事辞めたい」と思っているなら、その原因は職場の人間関係なのではないでしょうか?

転職希望者の多くは、「転職したい理由は何ですか?」と聞かれたときに、「職場の人間関係です」とはなかなか言いにくいものですよね。

なぜなら、素直にそのように言ってしまえば「この人はどこの職場に行っても同じように人間関係につまづくのではないか?」「そもそもこの人自身の性格に難があるのではないか?」と思われてしまう懸念があるからです。

だから、なるべく本音を隠そうとして、「労働条件が良くなかった」とか「給与が安いから」などど理由を並べるわけです。

でも、そのような理由は理屈が通りません。労働条件や給与については、その条件をのんだ上で入社しているわけですから。

面接官は容易にその辺を見破ってきます。

面接で「転職理由は?」と聞かれたらどう答える?

やりたい仕事が他にできたから転職する、スキルアップの為に違う土俵で勝負してみたいとう前向きな転職理由は、確かに面接時のウケはとても良いです。

でもあなたの本当の転職理由は、上司が嫌いだから一刻も早く逃げたかった、同僚がムカつくから早く辞めてせいせいしたかったからなのです。

どうしたら良いでしょか?

正直に本音をストレートに伝えることは避けましょう。

この時「ウソ」をついてはいけませんが、何か他に伝えられる内容、それもポジティブな転職理由がきっとあるはずです。

「考えようによってはそうとも取れるな」という内容を自分で模索し、是非、考えてみると良いですね。


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