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息子と一緒に第3回“ニコっとこども食堂”に参加してみた!

こんにちは。西川コミュニケーションズ(NICO)SDGs広報チーム“つつつ”のハセガワです。NICOの取り組みとしても浸透しつつある“ニコっとこども食堂“。早いもので今回で3回目となりました。

そこで今回はつつつメンバーであるハセガワが、6歳の息子と一緒に参加してリアルな体験レポートをお送りしたいと思います!
今回は皆さまに楽しさをお伝えするレポートとなりますので、息子とわたくしハセガワの親目線でお送りいたします。

3回目の“ニコっとこども食堂”は「ニコっとカレー」「パンのプレゼント」「ゲーム」「ロボットプログラミング教室」など過去に行ったプログラムと基本的には同じです。詳しく知りたい方は過去の記事を見てみてください。

最後までユルっと読んでいただければ幸いです!


まず、今回の体験レポートの内容はコチラ!


なかなか盛りだくさんな内容ですが、さっそく受付をすませて準備万端です!

受付をすませる息子

楽しくレポートしていきたいと思います!


美味しいカレーの途中に、ガッツリつまみ食い!?

さて、まずは腹ごしらえということでカレーライスをいただきます!
とその前に、恒例の“にっこりベーカリー”のお土産パンの贈呈。

まだ息子は状況がのみ込めておらず...受け取るとご用意いただいたお茶をいただきつつ、中身をちらり。
そうこうしているうちにカレーが到着しました。

大好きなソーセージ入りでうれしそう。さっそくいっただきまーす!

もはやカレーライスは“ニコっとこども食堂”の看板メニュー。アレルギーに配慮して、使用されている食材はしっかりと表記してあります。今のところ息子は心配な食材などはありませんが、分かりやすく掲示してあるので今回参加できなかった2歳の娘もいるハセガワとしてはとても安心。

と思ったやさき、カレーに夢中になっていたハセガワの視線の先には、お土産のパンを取り出す息子が...「やはり気になっていたかっ!」と思いつつ、「ちょっと食べたい...」というのでクロワッサンをいただくことに。

パクりといただくと、「おいひー」の一言。
そうこうしていると、つつつメンバー“クノコさん”の息子さんも合流。

年上のお兄ちゃんがカレーをぺろりと食べるのを横目に、息子もあっという間にパンとカレーを食べてしまいました。

食べ終わった2人はすぐにどこかに行ってしまい...しばしはしゃぎつつ、次の催しに向かうのでありました。

”クノコさん”の息子さんと一緒に外を眺める息子


なんだそのフォームは!? クセがすごいストラックアウト

カレーも食べて元気もお腹も満タン。さっそく移動してストラックアウトに挑戦します。

息子は真剣にルールを読んでいる様子。よくよく見るとボードとの距離近すぎで「文字みえてる?」とつっこみを入れたいところですが、とてもルールは簡単。

用意された12球のボールを投げて9枚のボードに何枚当てられるかというもの。投げる位置は絶対にココ!というのではなく、小さなお子さまでも楽しめるよう好きな所から投げて大丈夫です。

気合いをいれつつ名前を書く息子

何枚当たったか記録できる紙も用意されており、自分の名前を書いていざ出陣!とその前に、まずはクノコさんの息子さんがお手本を見せてくれました。

おぉスゴい、上投げの美しいフォームから次々とバシーン!という音とともにボードにボールが張り付いていきます。

何やら計算をしている様子、よし59点!

計算早っ!いや待って!!加点方式にルール変更ですね!

圧倒されたハセガワですが続いて息子の番がやってきました。
あまり野球など教えたことがなかった事を悔いる父。そんなハセガワを横目に、あまりの凄さに驚いた息子ですが、やる気は充分なようです。

下から投げても良いよとアドバイスしましたが、やはり勢いは出ず2球3球と投げたところで当たらず、不満げな表情をしていると

んっ?なんだそのフォームは!?

徐々に下投げから角度をあげて、サイドスロー気味な独特なフォームから放たれるボールは勢いを増し、ボードに何とかあてることができました。

さすがに点数はお兄ちゃんの方が上でしたのでかなり悔しそうな息子でしたがとても楽しめた模様です。


スキなお花と果物をスキなだけ! bandeキーホルダー作り

興奮も冷めやらぬ様子で続いては同じ階にあるbandeのキーホルダー作りへ。

まずはキーホルダーの台紙選びからスタート。好きな色を選んで、あとはたくさんのbandeの中から自分の好きなものをチョイスして貼るだけ。

無心で貼りまくる息子

息子が選んだのは、ぶどうとアサガオ。果物はスキでよくぶどうも食べますが、アサガオは夏休みで育てていたのを思いだしたのでしょうか?とにかく無心で貼っています。

できました。自分の好きなものを表裏にめいっぱい貼るスタイルです。
本人もご満悦でさっそく自分のリュックに装着!

プログラミング教室まで時間があったので少し休憩して次の会場に向かいます。


作るのは競争じゃないよ...大好きなブロックでプログラミング教室!

さて次は息子が楽しみにしていた、プログラミング教室です。
今回用意されたプログラミングの材料とテキストなどはコチラ。

今回はテキストにそって、ブロックで車を組み立て、あらゆるミッションをクリアするというもの。

前回のプログラミング教室では大きなアームを持ったボウリングマシーンでしたが今回は違う内容。

まずは前回同様、先生役のNICO従業員によるの説明からスタートです。
丁寧にプログラミングについて分かりやすく説明してくれました。他の子ども達も含め真剣にお話を聞いている様子。

一番最初に行うのはもちろん車を組み立てること。さっそくスタートです!

年上のお兄ちゃんとも合流して一緒に組み立てます。もうその目は真剣そのもの...
息子はおとなりのお兄ちゃんの仕上がりが気になる様子で横目でチラチラ。

「競争じゃないから、ゆっくりでいいよ。」という父の言葉を遮り、
「いや、これは競争なのだ!」と大急ぎで作業しています笑

何とか完成しました。

少し行き詰まったりすると優しい先生役のスタッフが声をかけてくれてスムーズに組み立てることができました。

いよいよプログラミングスタートですが、まずは練習から!
タブレットに用意されているプログラミングソフトで先生の指導のもと、車に命令を送ります。
まっすぐ走るだけでも、「タイヤが回る力」と「タイヤが回る秒数」を設定し、停車したい場所にちょうど止まるようにしなければなりません。練習を終え、いよいよミッションスタートです!


ミッション1 ケーキ屋さんの前で止めよう

用意された地図のスタートラインにブロックで作った車を置いて、プログラミングで走らせようというミッション。目的地はまっすぐ行った先のケーキ屋さん。

さっそく教えてもらった通り車を走らせてみますが...単純なことのように思えますが意外と難しい。タイヤのパワーと秒数が合わないとなかなか成功できません!

2回3回目は通りすぎたり、手前で止まったりとなかなかうまく行かなかった息子。今度こそはとその場に座り込み必死に再調整!なんとか4回目にして無事成功!ミッションクリアにかなりご満悦なようです。

ミッション2 お花屋さんの前で止めよう

お次は、さっきの道路から左に曲がった先のお花屋さん。

このミッションのポイントは曲がること。まっすぐ走るときは左右同じパワーで走ればよいですが、曲がる命令は、左に曲がるのであれば右のタイヤの力を一定時間強くする必要があります。このパワーバランスとこの命令の時間が難しいポイント。

ちょうどいい位置で上手に曲がれるよう何度も数値を調整していきます。

そしていざっ発進!(動画をクリックしてみてください)

あれれっ!?斜めにいってしまいました。やはり“横に90度に曲がる”というのが意外と難しいようです。またまた再調整に入ります。

今度は何故か席にもどり設定を入念にやり直し...見事成功することができました!

一方その頃、クノコさんの息子さんは…あっという間にミッションをクリア。左折だけではなく、道路を一周してお花屋さんに到着するというウルトラCを繰り出しているのでした。

最終ミッション オートブレーキシステムを作動させよう!

これは事前に装着していた前方のカメラを利用して、障害物に近づいたら自動的にストップさせるというプログラミング。

プログラミング自体はシンプルですが、やはりこういった機械を使って止めるというのにワクワクが止まらない様子。
プログラムを入力してさっそく試してみると...障害物の前でピタッと止まり、満足気な息子。とここで「これで今日のプログラミング教室は終わりまーす!」の声掛けが!
しかし、まだやりたい感がいっぱいの息子でしたが終始楽しそうで、とても充実したプログラミング教室でした。


子どもの想像力にAIもびっくり...画像生成でオリジナルの“ぬりえの本”を作ろう!

終了時間もせまり、最後に向かったのは既存のアプリケーションを利用して生成AIで“ぬりえ”を作り本にするという、とても画期的で実験的な催し。

アプリケーションが保有している画像の中から、キーワードをもとにAIが新しい画像を生成してくれます。

今回は“ぬりえ”ということなので基本のキーワード設定として「白背景で線画」は入力済み。あとは「〇〇〇〇のぬりえ」と入力するだけ。
すきな動物や花などのキーワードを入力すればAIが絵を生成してくれます。

また、参考にしたい画像があればそれを登録して、参考画像にあわせたイラストも生成することも可能。

催しの行程はこんな感じです。

①“ぬりえ”にしたい題材を選ぶ
②どんなイメージが良いか決める
③気に入った絵柄を決めて印刷
④表紙を付けて製本する

AIを利用し印刷をして製本まで作業するという感じも、NICOのお仕事をプチ体験しているようでとても素敵だなと思いました。

用意された“ぬりえ”の表と裏のデザイン。本のタイトルは自由に決められて、自分だけの特別な本が作れるイベント感は子ども心をくすぐります。

一方息子は、AIというもので絵を作り出すってなんだ?といった表情

まずは何を“ぬりえ”にしたいか聞くと、大好きな「電車」にすぐに決定。
電車で生成してみると...

いろんな電車が登場しましたが、息子は「んん~...」と納得が行かない様子。出てきた電車は機関車だったのでキーワードを特急列車に変更してみます。

すると想像していたモノに近い電車が出てきました!
しかし…NICOのスタッフが「こんな感じかな?」と聞くと、まだ納得がいっていない雰囲気。

これでも充分いいじゃないかなぁと心配していると「じゃあこの中に好きなイメージのイラストはあるかな?」と、別の「車のイラスト」を見せてくれました。

悩みながら「これでっ!」と指さすと、選んだイラストを登録。
気を取り直して電車を再生成します。

違うイメージの電車が出てきました。選んだ車のイラストのテイストをうまく使われているのが分かります。「この中に好きなものはある?」と聞くと、息子は喜んで選びだしました。

どうやら本人の中にあったイメージは現代的で自分が普段みている電車に近いものだったようです。

たしかに最初に出てきた電車のイメージは少しメルヘンというか曲線が多く線が細い感じ。参考にしたイラストのような機械的でゴツゴツした力強い感じはありませんでした。息子にそんなこだわりがあったのも驚きです。

モチーフが決まった途端に、機関車にタクシーになんと高速道路まで...次々とAIが“ぬりえ”を生成してくれました。これは本当に凄いの一言です。

AIによって生成されたイラストを印刷して、いよいよ最後の製本作業へ。

まずは紙の順番を決めて、紙の位置と留める位置をしっかりと確認します。

そして専用ホッチキスで留めて完成です!

とその横でクノコさんの息子さんが何やら先に自分で作った“ぬりえの本”に早くもイラストを描いているではありませんか。

んっ?これは...某有名な猫のロボットですね。
しかもとても上手に書けている...その時突然NICOのスタッフが、これをモチーフにAIにイラストを生成してもらおうと提案してくれました。
「凄いっそんなことできるんですか?」と子どもも大人も興味津々です。じゃあこの絵のモチーフで何を書いてもらおうか?と聞くとクノコさんの息子さんが即答で

「タヌキ!」

おお~ややこしい...某有名なキャラが一番嫌がるやつではありませんか。もはやこれは...でもどんなのができるのだろうと興味しか沸かない!

そして絵を取り込んで検索してみると

出ました。かわいいタヌキから、右側になにやら笑うタヌキと凛々しいタヌキがいる!なんか思っていたのと違う…一同こんなことできるんだと感心していると。

すかさず「うさぎは?」「男の子は?」と次々と生成し、最終的には宇宙人まで!生成AIの実力と奥深さを知る一同なのでした。
(本来は塗り絵を作る催しですので。本来の催しからずれておりますが、実験的な試みでしたのでご了承ください)


“ニコっとこども食堂”を体験してみて

家に帰ると、すぐさま机に座って作った“ぬりえの本”を取り出してせっせと何か書いています。

覗いてみると、しっかりと名前まで書いて...名付けて「“のりもの”のぬりえ」たしかにそうですね。さっそく空いたページに楽しく落書きしております。「ぬりえはしないの?」と聞くとこのモノクロで、この感じがすでにお気に入りとのこと。

「せっかくだから今日のこと何か書いてみてよ。」とお願いしてみると、

イラスト部分は息子の名前ですのでご了承ください

絵を書いてくれるのかと思ったらまさかの日記でした…

最近宿題で日記を書いていたのでその影響でしょうか。
まぁそれは良いとして、真ん中の間違いを※の注釈で補足するあたり...どこで覚えたんでしょうか。

その後、ママが帰ってくるとbandeで作ったキーホルダーを見せたり、プログラミングでこんなことをした!と夜まで楽しそうに話していました。

今日は普段体験できないようなことができたと思いますし、なによりNICOの従業員であるスタッフの皆さんのあたたかい空気感が息子も快く楽しめたのかなと思います。

本当にありがとうございました。

次回の開催は3月頃の予定です。
詳細はNICOのホームページにてお知らせいたします。

ぜひ興味のある方は“ニコっとこども食堂”へいらしてみてはいかがでしょうか。きっと息子と同じようにお子さまもニコっと笑顔になれると思います。







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